Apple Watch詳細発表直前!誰もが知りたい8つの機能まとめ

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Appleは現地時間3月9日(日本時間3月10日)の新製品発表スペシャルイベント”Spring Forward”で、スマートウォッチ「Apple Watch」を紹介する予定だ。昨年9月に初めて発表されてから既に半年経っているが、Apple Watchの詳細には不明な点が多い。

ユーザ目線で素朴に疑問に感じる詳細点について9to5Macで紹介されているので、かいつまんで8点ほど紹介する。

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1. バッテリー持続時間は本当はいったいどのくらいなの?

これまでの報道でApple Watchはヘビーな使い方をすると2.5〜4時間しかバッテリーが持続しないといわれていたが、最近のニュースではAppleは多少バッテリー持続時間を改善し、5時間ほどになったという。一般的な使用状況では1日持つが、2日目まで持つということは絶対にないようだ。

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ニューヨーク・タイムズの報道では、Apple WatchにはPower Reserve(パワーリザーブ)モードという省電力モードがあり、各機能を使えないようにしてバッテリー持続時間を延ばすものがあるという。9to5Macの報道では、パワーリザーブモードはGlance(グランス)によって、またバッテリー残量の大小に関わらずオンにすることができる。パワーリザーブモードでは画面が暗くなり、iPhoneとの通信スピードも遅くなり、1〜2秒で画面表示がオフになる。

Apple WatchはiPhoneと違ってダイアログを表示して電池容量が減ったことを警告せず、20%になったときに、バッテリー持続グランスがオレンジ色に変色し、10%以下の時に赤に変色する。

2. 心拍センサーは搭載されるの?しないの?

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心拍センサーグランス機能は、Appleがまだ公表していない機能の1つだ。Apple Watchの心拍センサーはグランスによってどんな状況でも数値を表示でき、グランスにアクセスすることによって、上の画像のような心臓アイコンが表示され、下のボタンをタップすることで計測を開始できる。ディスプレイにはBPM指数が表示される。ニュースによれば殆どリアルタイムで計測でき、また計測値もかなり精確であるとのことだが、他のソースによれば人の腕の毛深さやベルトをしめる強度によって計測の結果が変わるので、Apple Watchには心拍センサーなど健康センサーの搭載をあきらめたという噂もある。

3. グランス(Glance)って何?通知センターはあるの?

グランス(Glance)はApple Watchで素早く画像で情報を取得する機能で、アプリの重要な情報を簡単に取り出すことができる。グランスはプッシュではなく、プルで情報を取りに行く方式となる。

前出の心拍センサーとバッテリー持続時間のグランスのほかにも、Apple Watchはヘルスケアのデータ、アクティビティ、時計、天気、ミュージック、設定、カレンダー、地図のグランスなどがあるようだ。

他にも、Apple WatchにもiPhoneと似たような通知センターのようなシステムもあり、iOSと同様に画面下から上に向かってスワイプすることによって呼び出すことが可能だ。

4. 内蔵メモリはどのくらいなの?

Apple WatchはiPhoneに接続しなくてもデータを保存したり音楽を再生したりすることができる。Appleからは公表されていないが、Apple Watchのプロトタイプでは内蔵メモリの保存容量は8GBとなっており、Lightning(ライトニング)コネクタが存在していたが、正式リリース版にはライトニングコネクタは搭載されない予定だ。

5. iPhoneからコントロール可能なの?

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以前の報道では、Apple WatchとiOSにはそれぞれペアリング用のアプリが提供されるとされており、Android Wearがペアリングされたアプリが必要であることと同様に、ユーザはiPhoneのBluetoothをオンにしてApple Watchと接続し、アプリの中でApple WatchやiOSの機能を調整するなど、お互いの機能を調整できるようになるという。

ユーザはiOS側のペアリングアプリのバーチャルUIで、トップ画面表示で長押しをすることで、アイコンの配置を調整することもできる。またユーザがWatchKitに対応したiPhoneアプリをダウンロードすれば、Apple Watch上にも同じアプリが自動にインストールされる。

6. Force Touchって何?Siriはあるの?

Apple Watchでは、普通のタッチだけではなく、Force Touch(フォースタッチ)テクノロジーによってタッチの強さを感知することができる。この機能はこれまでテスト機やデモ機を使った人からはかなり評判がいいようだ。

このタッチと音声入力がApple Watchへの主な情報入力の方法となるが、Apple Watchには残念なことにSiriは搭載されず、”音声コントロール”のみ搭載される予定だ。

7. スペックはどうなの?どのくらいのアプリを入れられるの?

以前の報道では、Apple Watchに搭載されるS1チップの性能はiPhone5上のA5チップ相当のものだということで、もしそれが本当であれば、Apple Watchの処理能力は最新のiPod Touch並ということになり、腕時計・スマートウォッチとしてはかなり速度が速く、高性能であるといえる。

しかしある人がApple Watchのデモ機やサンプル機に200個のWatchKit対応アプリを入れてみたところ、動きがかなり遅くなったという。ということでアプリはそんなに沢山は入れられそうもない(恐らくバッテリーの持ちにも影響するだろう)。

8. Apple Watchはどうやって電源をオフにするの?

Apple Watchにはスリープボタンや電源ボタンが存在しない。これまでの情報によれば、ディスプレイ右側の”通信”ボタンを長押しすることで電源をオフにすることが可能だという。

画蛇添足

バッテリー持続時間は、ヘビーな使用環境で5時間になった、それで改善といっているが。。

スマートキーやApple Payなどの支払い手段によって、Apple Watchによって鍵や財布を持ち歩かなくてもよくなったとしても、Apple Watchの電源が切れてしまったら何もできなくなると怖いので、やはり持ち歩くことになるのだろうな。。と思ってしまう。もしくはモバイルバッテリーや充電器の持ち歩きが必須になったら、いったいなんのためにこれまでの腕時計を外してApple Watchにするのか、またはこれまでつけていなかったのにわざわざ新しいデバイスを増やさなければいけないのかわからなくなる。

知れば知るほど、欠点が目立つApple Watchだが、果たして現物はどうなるだろうか。
発表は明後日に行われる。

記事は以上。

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