UBSのアナリスト:Apple Watchが好調、今年は2400万台、来年は3300万台出荷か

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Appleは間もなく2018年第三四半期(2018Q3)の業績レポートを発表する予定ですが、同社はこれまでApple Watchに関する具体的な出荷個数のデータは明かしたことがありません。ただ、UBS(スイス銀行)のアナリストはApple Watchの売上について楽観的な推測を出しています。レポートによると、Apple Watchは2018年の出荷個数が2400万個に達するということです。

Apple-Watch-Series-4

レポートによれば、来年2019年のApple Watchの売れ行きは加速度的に増加するとしており、今年2018年よりも40%増えると予測されていて、売上台数にして3300万個程度になるということです。それ以外にも、UBSはApple Watchの営業収入がAppleの営業収入シェアで5%程度ほどに達するとみており、これは1500万台分のiPhoneが追加で売れたのと同じになるということです。

UBSの今回のレポートでは、現行最新モデルのApple Watch Series 4によるApple Careサービスへの加入が増加するとされていて、その数字を織り込んでいます(1%ではありますが、総数にすると大きくなります)。Apple Watchの単価が高くなればなるほど、多くの人が”保険”をかけたがるだろうという推測に基づくものです。そしてApple Watch Series 4はSeries 3に比べてGPS版が70ドル、GPS+セルラー版が100ドル値上げされています。

昨年に比べ、日本と香港の消費者がApple Watch Series 4に明らかに強い興味を示しており、米国・フランス・英国の消費者は少し強い興味を持っているとされています。Apple Watch Series 4はリリース以来供給が追いついていない状況が続いていて、これが市場の需要の強さを表しているとUBSは分析しています。またUBSのアンケートでは、まだ50%の人がスマートウォッチそのものを買うつもりがないとしていることから、これは最終的にはまだまだApple Watchのような製品にとっては市場の発展の余地があるということを示しているともいえます。iPhoneと違って、Apple Watchはまだまだ受け容れられる余地があるということですね。

現在Apple Watchの全体の出荷台数はスイスの腕時計市場全体の販売台数を抜いているという情報もありますが、単価があまりに違うのであまり比較にならないかもしれません。が、いずれにせよスマートウォッチは正確な時計という機能だけではなく、特にヘルスケアに威力を発揮することから、今後もますます普及していくことでしょう。Apple Watchはその中でも最大の勢力を誇るため、今後もどのように発展していくか楽しみです。そろそろ、デザインを変更してほしいところではありますが。。

私自身も現在はApple Watch Series 2を使用していて、機能が強化されているApple Watch Series 4にはかなり惹かれたのですが、GPS版(Wi-Fi版)の香港版がまだなかなか手に入らないため、保留しています。

記事は以上です。

(記事情報元:9to5Mac

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