1984年のMacWorld誌2月号は、Appleの共同創業者のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)が表紙でした。その表紙にスティーブ・ジョブズ本人が直筆サインをしたモノが、RRオークションに米国時間明日12月6日から12月3日まで出品されます。
ジョブズ本人の直筆サインは、ニューヨーク五番街にある象徴的なApple Storeが2016年5月19日にグランドオープンしたときにされたものです。”to Matt, steven jobs”と表紙にサインされ、そこには1984年の初代Macintosh 3台と共に若きスティーブ・ジョブズが立っている写真が使われています。雑誌は比較的いい状態に保たれているようです。
このMacWorld誌は、基本的にはサインをすることが嫌いだったジョブズ氏の直筆サインがあるということで希少価値が高く、少なくとも10000ドル(約112万円)の価値は付くのではないかとみられています。
そしてジョブズ氏本人による直筆サインがなされた証拠として、画像と動画も公開されています。
動画では、一回はジョブズはサインを拒絶するも、最終的にはサインをする様子がみられます。写真と動画ではアングルが違いますが、どうやら車椅子の人に書いてあげているような感じですね。駐車場では障碍者用のスペースに車を停めるのが常だったジョブズですが、人には優しいんですね。
そしてこのサインの筆跡は、Beckett と PSA/DNA によって認証され、本物であることが証明されています。
他にも、RRオークションでは、明日からスティーブ・ジョブズのApple Computer時代の取締役会長名義の名刺も出品されます。この名刺では、かつてApple Computer社の会社イメージロゴとして使用されていたレインボーカラー(虹色)のAppleロゴマークが使用され、会社所在地がカリフォルニア州クパチーノの20525 Mariani Avenueとなっていて、これはApple Parkができる前の本社のInfinite Loopキャンパスの向かい側の位置でした。
この名刺にはスティーブ・ジョブズのサインはありませんが、収集家の興味が集まりそうで、落札価格としては500ドル以上になるのではないかとみられています。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)