台湾TSMCはAppleの次世代iPhone(iPhone 11、iPhone XI?)用の頭脳であり心臓とも呼べるメインプロセッサのA13チップを100%受注(委託生産)していますが、名前を明かしたくない業界筋(独自ソース)からの情報によると、実はTSMCのミスで危うくA13チップの出荷ができなくなり、iPhone XIが9月の発売開始に間に合わなくなる可能性があったということです。
TSMCが輸出管理再確認プロセスの書類上で、書類精査と管理見直しの段階で既存フォーマットと合わなくなった部分があり、そこを更に正確に修正していると再々提出に時間がかかり、それで部材が止まりそうになるというハプニングが発生したということです。
しかし結局そのつじつまが合わなかったところを再計算して再提出することで、何とかA13チップ用の材料は無事納品できたということです(つまり、既にAppleのiPhone組立委託先のフォックスコン等には納入されていると考えてよいかと思います。もう8月ですしね)。
この輸出管理再確認プロセスは半年以上前、冬の時期からアメリカからの要求で厳しくなっていた(中国のホワイトリスト除外のため)という背景があったようです。
ただ今回は落としどころがあったからまだ「気をつけてね」というレベルの笑い話で済んだそうですが、一歩間違えばiPhoneの発売時期がA13チップが揃わないために延長されるという事態になりかねませんでした。
この時期にはこのようなことが裏では色々と起こりつつも、業界の中の皆様が本当に奔走されて頑張っているおかげで、製品が期日通りに発表されて販売されているという事情もあり、、本当に頭が下がります。。
というわけで、何とか9月に量産が間に合いそうな次期「iPhone XI(iPhone 11)」、いよいよ発表と販売がもう来月に迫っているのですね。せっかく業界の方々がこのように頑張って作っていただいている次世代iPhone XIなんですが、私自身はもしカメラがトリプルレンズになるくらいの変更でしたら正直あまりiPhone新機種には興味がなくなってしまいまして。。というのも、Huawei P30 Proを買ってしまったからなんですね。
よほど何か新しい機能でもついてくれば買おうとは思いますが、もしかしたら今年はiPhone初代から史上初の、私個人的に買い替えない年になるかもしれません。。そして来年の5GとA14チップに期待したいと思います。
記事は以上です。