Apple、iPhone 11シリーズのA13チップにR1コプロセッサを搭載か、デバイス場所特定を強化

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MacRumorsの報道によると、Twitterユーザ@Longhornからの情報として、Appleのいよいよ明日夜(日本時間9月11日午前2時)に発表される予定の次世代iPhone、iPhone 11シリーズに搭載されるA13チップに、R1或いはRoseと呼ばれるコプロセッサを搭載するとされています。もしくは、A13のナンバリングにあわせてR13となる可能性もありますが、単にRとされる可能性もありますね。

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現行最新のiPhone XSシリーズ/XRに搭載されているA12チップにはMシリーズコプロセッサが搭載されていて、コンパス、ジャイロスコープ、加速度計、気圧計、およびマイクからのデータを司っていますが、R1コプロセッサではそれらに加えて慣性測定ユニット(IMU)、Bluetooth 5.1機能、ウルトラワイドバンド(超広帯域UWB)、カメラ(モーションキャプチャおよび光学追跡を含む)センサーデータのサポートを追加して、デバイスの場所を特定するだけでなく、これらのセンサーを融合した上でAppleタグを発見する機能が追加されるということです(Appleタグについては昨日の記事で紹介したとおりです)。

R1コプロセッサがMシリーズコプロセッサの機能を内包していることを鑑みると、AppleはこのR1コプロセッサをMシリーズコプロセッサと置き換える可能性があります。

UWBだけではなく、Bluetooth 5.1に対応することで到来角(AoA)および出発角(AoD)機能が使用可能となり、Bluetooth方向検出が可能となります。それによってより正確にAppleタグの発見がしやすくなるということです。ちなみに現在のiPhone XSシリーズ/XRにはBluetooth 5.0が搭載されています。

このR1コプロセッサの追加がとても魅力的に映るかどうかは。。また別の問題となりますが、Appleは恐らく発表イベントでこの新しいチップについて一定の時間を割いて説明するのではないかと思われます。

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors

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