iOS 10脱獄で、7日問題を解決する脱獄tweakが登場

iOS 10〜10.2の脱獄には、”7日問題”が存在する。脱獄してから7日以降にデバイスを再起動すると、再度Cydia Impactorによる母艦からの脱獄ツールyaluのインストールするまで再起動できない、という頭の痛い問題だ。

その問題を解決するため、脱獄界隈ではツールが開発されてきた。しかし今回、更に簡単なツールが登場した。その名も”Extender Installer”。実はこれまでも同名のツールが存在してきたため、この名前は暫くしたら変更される予定だ。このツールを開発したデベロッパは、Matt Clarke。まだテスト用のツールとのことだが、既に脱獄界隈では好評を博している。

ツールはgithubで公開されているほか、Cydiaのリポジトリ http://repo.incendo.ws から直接脱獄端末にインストールも可能だ。

このツールの特徴は以下の通り。

• 脱獄ツールが自動的に再署名される。
• VPNや有料デベロッパアカウントを使う必要がない
• Apple IDでのログインのIDやパスワードを内部に保存するため、毎回ログインする必要がない
• 基本設定で自動的に再署名されたことを通知
• トラブルシューティングコントロールパネル機能付き、ユーザの問題解決をサポート

このExtender InstallerはまだiOS 9の脱獄には対応していないが、32bitのiOS 9.1〜9.3.4にはHome Depotが既にリリースされている。実はExtender InstallerもHome Depotを使用している脱獄ユーザにも再起動の際に母艦に接続しなくてもいいようにできている。が、それはsaurikがCydia Extenderを更新するか、またはMatt Clarkeがツールを更新しないと実現できない。

記事は以上。

(記事情報元: weiphone)