Apple、iMac ProにサーバクラスのPurleyプラットフォームXeonプロセッサ搭載か

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今月頭に、米Apple社はWWDC(Worldwide Developer Conference、世界開発者会議)の基調講演で久々に新しいハードウェアを発表しました。その中でもサプライズだったのがやはりハイエンドなMac、【iMac Pro】といえるでしょう。大型ディスプレイ製品を作っているという以外に殆ど情報が漏れていなかったので、最近のAppleとしては上出来といえましょう。基調講演で発表されたのは基本スペックで、発売は今年の12月の頭になるとされていました。販売価格は4,999ドルからとハイエンドモデルとしてかなり自信満々な価格設定です。

MacRumorsによると、海外メディアのPike’s Universumが、詳細に明かされなかったiMac Proの詳細スペックについて情報を出しているとのことです。

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AppleはWWDC基調講演で、iMac Proは18コアのインテル(Intel)Xeonプロセッサを搭載するとしていましたが、それ以上どんなプロセッサが使われるかについて詳細は説明しませんでした。

Pike’s Universumによれば、【iMac Pro】にはインテルの次世代サーバクラスのプロセッサ、Skylake-EXとSkylake-EPが使用されるとしており、これらはPurleyプラットフォームを基に作られています。

Pike’s Universumはこの情報を同じくWWDC17基調講演で発表された次世代macOS、macOS High Sierraのデベロッパプレビュー版のファームウェアの中からその情報を見つけたとしています。更に、【iMac Pro】はインテルの新しいハイエンドデスクトップクラスのLGA2066ソケットではなく、サーバクラスの長方形のLGA3647ソケット(別名Socket-P)を採用するとしています。

もし上の情報が正しければ、これは【iMac Pro】が本当の意味でのサーバクラスのXeonプロセッサを搭載することになり、デスクトップクラスのSkylakeやKaby LakeアーキテクチャのCore-Xシリーズプロセッサを搭載するわけではないということになります。なぜなら後者の2つのプロセッサは、LGA2066ソケットを使用するからです。

また同じ情報ソースによれば、【iMac Pro】にはARMによるコプロセッサが搭載され、そこにはiPhoneやiPadのAシリーズチップや昨年と今年の新型MacBook Proモデルと同様にSecure Enclaveが設置されることで、またキーボード上のTouch BarにTouch IDを搭載するそうです。これまでブルームバーグも【iMac Pro】が発表される前に、AppleはARMプロセッサを開発していて、将来のMacに採用されると伝えていたことも偶然ではなさそうです。

 

小龍的にはこう思った:あの【Mac Pro】と同じ轍を踏まないといいけど。。

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あのゴミ箱みたいな【Mac Pro】のリリースから数年、スペック的には殆どアップグレードされませんでした。AppleのMacはプロ仕様コンピュータの要求スペックを満たせず置いて行かれたままになっていました。そしてここにきて真の意味でのPro向けモンスタークラスのMac、【iMac Pro】が年末にいよいよリリースされます。本当のプロの方はずっとこれを待っていたのではないでしょうか。。

ただ、従来の【Mac Pro】のように拡張性がないと、【iMac Pro】も発売から結局2〜3年経つとまた最前線で戦えなくなるマシンになってしまいます。特に今後AR/VRが発展し、更に日進月歩で複雑な処理が求められてくるとなると、やはりある程度の拡張性を確保しておいたほうがいいのではないかと思いますが、【iMac】のような一体型の形状だとますますそれは難しそうですね。。

記事は以上です。

(記事情報元:Pike’s Universum viaMacRumors

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