Appleは日本時間本日2019年5月25日未明(午前2時頃)に、モバイルデバイス用OS、iOS 12.3.1を緊急リリースしました。iOS 12としては通算10個目のバージョンアップです。一つ前のバージョン、iOS 12.3が5月14日にリリースされてからたった11日でのアップデートとなりました。
iOS 12.3.1アップデートの内容・修正点、リリースノート
AppleはiOS 12.3.1のアップデートのリリースノートでは以下を記しています。
iOS 12.3.1には、iPhoneまたはiPadで発生していたバグの修正が含まれます。
iOS 12.3.1の新機能
・“メッセージ”で、“不明な差出人をフィルタ”が有効になっていても、不明な差出人からのメッセージがチャットリストに表示される可能性がある問題を修正
・“メッセージ”で、不明な差出人からのスレッドに“迷惑メッセージを報告”のリンクが表示されない可能性がある問題を修正このアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
iOS 12.3.1ではバグ修正がメイン、VoLTEのバグの修正も
上記の通り、AppleはiOS 12.3.1ではメッセージの問題を修正していますが、ブルームバーグ(Bloomberg)の記者、Mark Gurman氏のTweetによれば、どうやらVoLTEのバグも修正されているようです。
iOS 12.3.1 is out for all, VoLTE and iMessage bug fixes.
— Mark Gurman (@markgurman) May 24, 2019
アップデートはOTAで可能
iOS 12.3.1へのアップデートは、iOS端末の設定>一般>ソフトウェアアップデート、或いはiTunesから可能です。なお、アップデートパッケージのサイズは大きさは小数点2桁アップデートとしては標準か小さめで、iPhone XS MaxでiOS 12.3(iOS 12.3.0)からアップデートする場合は116.7MBとなっています。
小数点2桁アップデートなので、アップデート自体にはそれほど時間はかかりませんが、やはり時間に余裕を持って行いましょう。また、安定したWi-Fiが入るところで充電をしながら行うのが確実です。寝る前にダウンロード、インストール(アップデート)指示をやっておくのがいいかもしれません。
iPhone XSシリーズ/iPhone XR用を含む、iOS 12.3.1オリジナルファームウェアのダウンロードはこちらから
最新の【iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR】用も含め、iOS 12.3.1のファームウェア(OFW)のダウンロードリンクはこちらです(順次アップデート予定)。
基本的にはiOSは最新バージョンにしか復元できないようになっていますが、先にファームウェアをダウンロードしておいて複数台をアップデートする、或いは一つ前のiOSでSHSHが発行されているバージョンへのダウングレードやバージョン維持復元の用途でお使いいただけると思います。
記事は以上です。