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中国IT情報
中国でGmailが完全にシャットアウト!VPN等を使って壁越えすればアクセス可能
中国で本日、とうとうGoogleのメールサービス”Gmail”が完全にシャットアウトされ、通常にはアクセスできなくなった。これまでは異常に遅いながらもなんとかかろうじて接続することはできていたが(といっても実用には程遠いほど遅かった)、今回はIPアドレスの遮蔽が行われていることから、完全にアクセスできなくなった。Gmail規制への対策方法とはいえ、当ブログ記事「【中国ネット規制回避】最新情報まとめ」で紹介しているようなVPNを使った”壁越え”をすればGmailは問題なく使用できる。私もGmailのヘビーユーザなので、中国にいる間は”壁越え”が必須だ。今回の中国政府の措置でGmailが使えなくなった人は、上記の記事からVPNを申し込まれることをおすすめする。Gmailの中国での規制の原因今回のGmailの規制の原因は様々と思うが、中国は当局による基本的に監視や検閲が効かないサービスについては中国国内では使わせないという基本姿勢をとっている。Googleは特にその点で中国と対立し中国から撤退したこと […] -
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北朝鮮のインターネットとモバイル3Gネットワークが27日夜にダウン
新華社の情報によると、北朝鮮のインターネットと、モバイル3Gネットワークが昨日27日の夜に同時にダウンした。ダウンした時刻は平壌時間27日19:30分頃。そして平壌時間21:30になっても、ネットワークはダウンしたままだったという。新華社の記者が固定電話を使って北朝鮮に駐在する中国の投資機関と連絡をとったところ、確かにそのような状況であることを確認できたという。ネットワークがダウンした昨日27日の朝、北朝鮮国防委員会政策局が声明を発表し、北朝鮮はソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)社がネットワーク攻撃を受けたこととは無関係だと発表し、更に数日前に北朝鮮のネットワークが中断したのは米国が北朝鮮に対してネットワーク攻撃を仕掛けたからだと逆に反論していた。上記の声明によれば、米国は何の証拠もなく北朝鮮とハッカー攻撃事件を結びつけていると指摘している。実際、米国が北朝鮮の主要メディアのネットワーク運営を錯乱させようとしているのは事実のようだ。上図の通り、先週末から北朝鮮のインターネットは断続 […] -
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あなたのルータは大丈夫?1200万台が攻撃者に乗っ取られる致命的な脆弱性R…
インターネット接続には欠かせない機器、それがルータ。世界中で広く使われている。しかしそのルータに広く致命的な脆弱性が見つかってしまった!ars technicaの情報によると、多くの家庭用とビジネス用ルータに”RomPager”と呼ばれるAllegroSoft社製の埋込み式ソフトウェアがあり、それが致命的なセキュリティホールをもっており、ハッカーにハイジャックされてしまったり踏み台にされてしまう可能性があるという。セキュリティホールの名前は”Misfortune Cookie(フォーチュン・クッキー)”このセキュリティホールは”Misfortune Cookie(フォーチュン・クッキー)”と名付けられ、セキュリティ機構Check Pointが詳細ページを作成して警鐘を鳴らしている。またCheck Pointによって”Misfortune Cookie”セキュリティホールの白書も作成され公開されている(PDF、英語)。”Misfortune Cookie(フォーチュン・クッキー)”がもたらす悪影響 […] -
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格差社会化が進む米国、半数以上の貧困家庭が家でインターネットを使えていないことが…
中国の情報サイトcnBetaの報道に面白いニュースがあったので意訳しつつ紹介したい。インターネットが既に普及していることは、インターネットを生み出した国で、世界で最も富める国の米国人から見れば当たり前のように感じられているはずだ。しかし意外なことに、実は多くの貧困な米国の家庭ではインターネットを使えず、その割合は貧困家庭の半数にも及ぶという。米国人口調査局(Census Bureau)の最新の研究レポートによれば、80%の米国の家庭が一台のコンピュータを所有しているが、75%の家庭でインターネットに接続できていないという。同局は、若者がいる家庭・アジア系や白人家庭・高収入家庭・大都市家庭、そして相対的に高いレベルの教育を受けた家庭は、基本的にコンピュータが家庭にあり、そしてそのコンピュータでインターネットに接続しているという。そして家庭収入が米国の家庭がインターネットを使っているかの重要な要因となっているようだ。インターネットを使用している家庭の95%の家庭収入は年間15万米ドル(約1,744万 […] -
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既に成功例が!脳波でコンピュータへのタイピング入力が現実的に?
中国のWebsite、爱范儿(iFanr.com)に興味深い文章があったので意訳して紹介したい。インタラクティブは省力化できればできた方がいい。この観点から出発すれば、もし脳からの信号(脳波)によって、直接人が意図したようにコンピュータをコントロールできるとしたら、それは未来志向だといえるかもしれない。現在のテクノロジーでは直接大脳の信号(脳波)を直接解析するのは困難なものの、今も諦めずにこれに取り組んでいる人達がいる。Wadsworth Centerの脳損傷研究者のJonathan Wolpawは、最近大脳UIシステムを使用したコンピュータを開発している。このシステムは体が麻痺した人のために開発されたもので、コンピュータのディスプレイを通じて家族や友人とコミュニケーションを取る目的で開発されたものだ。そしてThe VergeのArielle Duhaime Rossがそのテストに参加した。Rossが驚いたのは、Wolpawが開発しているコンピュータ、大脳UIシステムが非常に簡単なものだというこ […] -
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テスラのCEOイーロン・マスクがインターネット衛星をSpaceXで研究開発してい…
先日の記事で、テスラ(Tesla)のCEOイーロン・マスク(Elon Musk)が、インターネット衛星を大量に打ち上げて地球規模でネットワーク化を進める構想に参加するかもしれない、という記事を書いたが、本日マスクがTwitter公式アカウントにて、彼自身の宇宙関連会社SpaceXにて人工衛星を使ってインターネットサービスを行うテクノロジーを研究開発していることを明らかにした。マスクCEOによると、SpaceXは現在小型の衛星を開発しており、まだ研究は初期開発段階で、SpaceXは2〜3ヶ月以内にこのニュースをリリースするとつぶやいている(まさに社長による自己事前リークだ!笑)。SpaceX is still in the early stages of developing advanced micro-satellites operating in large formations. Announcement in 2 to 3 months.— Elon Musk (@elonm […] -
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テスラのCEOイーロン・マスクが地球規模で繋がるインターネット用衛星打ち上げを計…
ウォールストリート・ジャーナルによると、テスラ(Tesla)のCEO、イーロン・マスク(Elon Musk)が、最近地球規模でのインターネット用衛星ネットワークを構築することを計画しているという。マスクは現在WorldVu Satellitesの創始者グレッグ・ワイラー(Greg Wyler)と協力し、700機もの衛星を打ち上げる計画だという。これらの衛星の1つずつの重量は113.4キロほどしかなく、これまで最小の商用通信衛星の半分ほどしかない。このプロジェクトのコストは10億米ドル(約1,100億円)か、更に高くなるようだ。報道によれば、このプロジェクトはまだ完全に成熟されたものではなく、マスクが確実に参加するかどうかはわからないという。マスクが運営するSpaceXが恐らくその衛星の打ち上げを担当する可能性が高いと見られるが、まだ多くの面で同意に至っていないようだ。この衛星を使って全地球をネットワークでカバーするという構想そのものは新しいものではない。今年4月、GoogleはFacebookと […] -
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チャイナユニコム(中国聯通)の4Gが既存の3G SIMから簡単に4Gに移行可能に
先月から始まった、中国三大キャリアの1つチャイナユニコム(中国聯通)の4Gが、既存の3G SIMから簡単に移行できるサービス。私も試してみて成功したのでご報告。次の月の1日から有効になるとのことで、本日11月1日から有効となって、なんとSIMを交換せずとも無事4Gが使えるようになった。中国聯通4G切り替え申請及び携帯電話(iPhone)での切り替え方■Step 1iOSかAndroidで、中国聯通の「手机营业厅」アプリをダウンロード。私の場合は当然iOS(iPhone6 PlusとiPhone5s)なので、App Storeから。「中国联通」で検索するとすぐに出てくる。左上のアプリアイコンが目印だ。■Step 2ダウンロードしたアプリを起動し、下の赤枠で囲っている「升级4G」のアイコンをタップして、切り替え申請(アップグレード申請)を行う。■Step 3あとは画面に従って申請していく。よく中国国内を移動する人は「4G全国组合套餐」、基本的に契約している番号の所属地で主に使う場合は「4G本地组合套 […] -
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LINE乗っ取り詐欺、今度はLINEウェブストアに直接アクセス?ベネズエラと日本…
当ブログでも何回か特集してきた、LINE乗っ取り詐欺について。中国福建省にLINEプリペイドカード詐欺実行犯の組織がある私や私の友人で中国語ができる人が詐欺犯に対してうまく装って聞き出した話では、やはり基本的にはLINEのアカウントを手に入れて売っている業者と、詐欺を行っている業者が別々に存在するようで、詐欺を行っている業者は中国の福建省に集中しているもようだ(聞き出した携帯電話番号やQQのプロフィールなどが全て福建省のものだということが判明)。やはり福建省には日本でも入国やビザ発給が制限されるほど、密航・密輸・その他犯罪集団が多いようだ。福建省出身のまともな友人も多いので、彼らにとってはいい迷惑だと思うが。。今度はLINEウェブストアで買い物?不正アクセスIP記録が。。そしてこれまではプリペイドカードを買わせるというのが主流だったようだが、最近は直接LINEウェブストアに入って何か買うという動きがあるようで、私のところにも2度ほど、”LINEウェブストアにログインできませんでした”というメッセ […] -
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LINE乗っ取り詐欺に使われているアカウント、中国で1つ50元(約800円)で売…
昨日LINEプリペ詐欺実行犯がVPNを使って場所を偽装したりLINEの規制を回避していることを書いたが、その記事を見た私の中国語ができる音楽関係の友人O氏が、LINE詐欺犯と中国語で会話することに成功したとFacebookで報告をくれた。LINEアカウントは1個50元で販売されている!その会話の中で「そのアカウントいくらで買ったの」と聞いてみたところ、相手は「50元(約800円)」と答えたという。※この画像は友人本人の了承のもとで公開している。LINE乗っ取り犯とID販売者、そして詐欺を行う人は別々上記の会話の中で「私もやりたいんだけどどうやって手に入れるの」と聞いたところ、「友人から買っている」という回答を得ているので、やはり乗っ取り犯と詐欺犯は別々のようだ。また最近私の周りではパスワードを設定していてもPINコードを設定していても乗っ取られたという話があり、どうやらLINE社員の内部犯行ではないかという推測もある(中国側のLINEの可能性も)。アカウント販売額50元(約800円)、お値段的に […] -
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LINE ID乗っ取りプリカ詐欺実行犯(中国人)はVPNを使用してIP偽装してい…
当ブログでも何回かお伝えしてきたLINE(ライン)の中国での遮断情報。特に中国の携帯番号で認証したアカウントがアクセスできなくなっている。その原因の一つとして、日本でLINEアカウントを乗っ取って友人の振りをしてプリカを買わせるという詐欺があり、それに対する対抗手段をLINE自身がとったともいわれている。LINEプリカ詐欺実行犯の位置特定情報が流れた・・・台北?そしてとある人はTwitter上で実験的にアクセス解析サイトを踏ませることで相手の場所を特定するということをやってまんまと成功したことを報告していた。ただその解析結果は「台北」だった。でも台湾人にしては反応が変?しかし一方、「尖閣諸島(魚釣島)は日本のもの」とつぶやくと相手が怒り狂い、その怒り狂った時のセリフが中国語でしかもそれが簡体字だったり、普通に中国語で会話してみるとやはり簡体字だったり、「小日本の金を盗み取ってるんだ」という言い方をしてくるという。私の個人的な感想として、この2つの情報はどうも合わない。というのも台湾人は基本的には […] -
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中国大陸のチャイナモバイルの回線を使ったMVNOサービスは、早くても8月から開始
中国のメディアcnBeta.comの記事によると、中国大陸最大で、世界最多のユーザを抱える携帯キャリアのチャイナモバイル(中国移動、China Mobile)が、現在各MVNO業者との詳細の交渉に入っていると報じている。ただ、チャイナモバイルは自身の回線を借用するシステムのパートナーに対し、早くても8月にならないと番号を発行しないという。またその他の方法で協力するパートナーには10月に番号を発行し、その番号帯は1705から始まるものになるという。現在チャイナモバイルがMVNO契約をしようとしている企業は17社ほど。以下の数社は既に政府からの許可証が発行されているため、企業名が明らかになっている。・巴士在线・天音通信・苏宁・爱施德・国美・迪信通・三五互联・分享通信また、以下の企業はメディアにリークされた企業名で、これからMVNOキャリアの営業許可証をとるものとみられている。・朗玛信息・鹏博士・世纪互联・中邮普泰・银盛・中兴视通MVNO業者に対して、中国移動は2G(GSM)/3G(TD-SCDMA) […] -
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【香港版専用】iPhone5s/5cで中国移動4G/3Gを使用可能にするSIM「…
香港版iPhone5s/5cで中国移動4G/3Gを使用可能にする新しいSIMが登場した。 その名も「Heicard 3G4G」。 ・外観はこんな感じ 開発元はSIMロック解除アダプタ「heicard」や、 LTEロック解除アダプタ「iSafari」の開発もしているChinaSnow(中国超雪)。 以前ブログで紹介したSIM下駄iSafariでもできるが、 手順が複雑な上に、LTEがロック解除されたのかどうかを目で確認することができなかった。 また従来のheicardと同様SIMに貼り付けるタイプなので、 SIMトレイに入れるのが面倒くさかったり、 うっかり曲げたりするとすぐに断線して使い物にならなくなったりしていた。 今回の「heicard 3G4G」カードはソリッドなnano SIMで、 そのままトレイに入れて使える上に、 クラックが完了すると完了表示が出るのでわかりやすい。 メリットをまとめると以下の通り。 【「Heicard 3G4G」のメリット】 ・ソリッド基板のSIMのため、壊れにくく […]