当ブログでも何回か特集してきた、LINE乗っ取り詐欺について。
中国福建省にLINEプリペイドカード詐欺実行犯の組織がある
私や私の友人で中国語ができる人が詐欺犯に対してうまく装って聞き出した話では、やはり基本的にはLINEのアカウントを手に入れて売っている業者と、詐欺を行っている業者が別々に存在するようで、詐欺を行っている業者は中国の福建省に集中しているもようだ(聞き出した携帯電話番号やQQのプロフィールなどが全て福建省のものだということが判明)。
やはり福建省には日本でも入国やビザ発給が制限されるほど、密航・密輸・その他犯罪集団が多いようだ。福建省出身のまともな友人も多いので、彼らにとってはいい迷惑だと思うが。。
今度はLINEウェブストアで買い物?不正アクセスIP記録が。。
そしてこれまではプリペイドカードを買わせるというのが主流だったようだが、最近は直接LINEウェブストアに入って何か買うという動きがあるようで、私のところにも2度ほど、”LINEウェブストアにログインできませんでした”というメッセージが来た。
上記の2つのIPをwhoisで調べたところ、1つはベネズエラから、もう1つの今日来たメッセージは日本からであることが判明した。
LINE乗っ取り LINEウェブストアにアクセスしようとしたベネズエラのIP「186.91.203.125」whois検索結果
LINE乗っ取り LINEウェブストアにアクセスしようとした日本のIP「60.148.124.208」whois検索結果
VPNを使っている可能性もあるが、何らかの違う業者にLINE IDが流れた可能性がある。
LINEウェブストアにクレジットカードなどの決済手段を登録している人は要注意
LINEウェブストアで何が買えるのかはよくわかっていないし、上記の人達はログインさえ成功していないのだが、もしよくスタンプなどを買う人で、クレジットカードなどの決済方法を登録しているような人は気をつけた方がいいかもしれない。私自身はLINEをほぼ使っていないのと買い物など1回もしたことがなく、決済手段も紐付けしていないが。
乗っ取りや詐欺対策として、私の友人は複雑なパスワードを設定したり、PINコードを設定したり、他端末ログイン許可をオフにするなどのできうる限りの対策をとっていても、やはりIDを乗っ取られているという例があるので、これはLINEの内部から流れているとしか思えない。
LINEには早く対策を取ってもらいたいところだ。
記事は以上。