LINE ID乗っ取りプリカ詐欺実行犯(中国人)はVPNを使用してIP偽装している!

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当ブログでも何回かお伝えしてきたLINE(ライン)の中国での遮断情報。

特に中国の携帯番号で認証したアカウントがアクセスできなくなっている。その原因の一つとして、日本でLINEアカウントを乗っ取って友人の振りをしてプリカを買わせるという詐欺があり、それに対する対抗手段をLINE自身がとったともいわれている。

LINEプリカ詐欺実行犯の位置特定情報が流れた・・・台北?

そしてとある人はTwitter上で実験的にアクセス解析サイトを踏ませることで相手の場所を特定するということをやってまんまと成功したことを報告していた。
ただその解析結果は「台北」だった。
LINE_thief_Taipei

でも台湾人にしては反応が変?

しかし一方、「尖閣諸島(魚釣島)は日本のもの」とつぶやくと相手が怒り狂い、その怒り狂った時のセリフが中国語でしかもそれが簡体字だったり、普通に中国語で会話してみるとやはり簡体字だったり、「小日本の金を盗み取ってるんだ」という言い方をしてくるという。

私の個人的な感想として、この2つの情報はどうも合わない。というのも台湾人は基本的には親日で、どちらかというと大好きな人が多い。魚釣島についてもあまり拘っていないし、「小日本」みたいな言い方はしない。そんなわけでこのようなことには手を貸さないのではないかと思えたのだ。更に、台湾人は簡体字(共産党主導で簡略化された漢字)は意地でも使わないことも腑に落ちなかった。

詐欺実行犯は中国大陸人、VPNを使用してIPを偽装が判明!

そして本日、私のLINEにLINE公式からこんなメッセージが送られてきたことで、その疑問は解けた。
※このメッセージはかみあぷ速報の情報によると最近来るようになったらしい。

Line_VPN

「K7-VPN3」という端末からログインを試みた形跡があるとのことだが、私は自分のiPhone5s(しかもこんな名前ではない)以外でLINEのログインを試みたことはない。ということで、恐らく乗っ取り犯が私のアカウントを利用して違う端末でログインしようと試みたに違いない。

ということで、LINE乗っ取りプリペ詐欺実行犯は、VPNを使っていることが明らかになった。LINEが中国の電話番号での認証の場合VPNを使わないとログインできないようになったからかもしれない(暫く時間が経つとVPNを使ってもアクセスできなくなってしまうのだが)。いずれにせよLINEアカウント乗っ取り犯は中国大陸人で、あの手この手でLINEの対策を逃れようとしていることは確かなようだ。

「天安門事件」「天安門」という言葉は中国人には効果が薄い。怒らせたいなら魚釣島でいこう

ちなみに「天安門事件」「天安門」という言葉は中国人には効果が薄い。中国ではあの事件はそのような呼ばれ方をしておらず「六四」と呼ばれているのと、中国国内では「六四」に関するニュースがほぼ完璧に封殺されているので、若い人はあの事件についてよく知らない人が多く、またこの事件を知っていても迷惑な反乱者達を退けただけのことだという共産党政府の大本営発表を真に受けて認識している人が圧倒的に多く(まあ実際にそういう一面もあったかもしれないが)、中国以外からは中国共産党政府が民主化を求める一般市民を虐殺した性質の事件と受け止められていることを知っている人はあまり多くないと思った方がいいだろう。

ただ尖閣諸島(中国名魚釣島)は100%の大陸人(中華人民共和国の人)があれは中国のものだと硬く信じて疑わないので、対処法として「钓鱼岛是日本的」の効果は抜群に高いと思う。ちなみに台湾では尖閣諸島を「釣魚台」と呼び、その領有権の主張に関しては大陸とは共闘しないという立場を取っているし、日本人にあれが日本のものと言われてもそこまで憤ったりはしないし、ましてや簡体字で怒って返すようなことは間違ってもしないはずだ。。

私の場合、中国語で話しかけた途端に逃げられるという結果に

私も中国語ができるので、基本的に詐欺が来たらもてあそんでやりたいのだが、私の場合は中国語で話しかけた途端に逃げられてしまうので会話にならない。一例をどうぞ。。
LINE_thief_chinese

ちょっと単刀直入すぎたかな?

またこの手の詐欺が来たら、どうにかしてこの人達のLINE ID乗っ取り方法を聞き出し、どういう組織になっているのかまで聞き出せるようにしたいと思っている。難しいだろうけど。。

LINE乗っ取り対策方法

ところで自分のアカウントが乗っ取られて友人のお金がだまし取られたら大変だ。
ということでLINEのアカウントを乗っ取られる前に、対策を打っておく必要がある。
乗っ取り対策は以下3つ。

1. 単純なパスワードは変える

まずは単純なパスワードは乗っ取られやすい。特に誕生日などと関係のあるものや、数字だけのパスワードは危険だ。できれば英字(大文字と小文字を両方入れる)、数字、記号を全て入れて組み合わせたものにしよう。

2. 他端末ログイン許可をオフにする

基本的に乗っ取りはパソコンで行われているようなので(恐らく乗っ取りアプリがある)、iPhoneやAndroid等スマートフォンでLINEを起動し、LINE>設定>アカウントで、「他端末ログイン許可」をオフにしよう。

3. PINコードを設定する

LINE>設定>アカウントで、数字4桁のPINコードを設定しておこう。

これらを全部済ませておけば、かなりアカウントのセキュリティは高まり、乗っ取り対策になるはずだ。

VPNは正しく使いましょう

VPNは本来、企業間のネットワークを繋いだり、個人が企業等のイントラネットに接続するために使用するものだ。他にも中国等でネット閲覧に規制がかけられているのを回避するためにも用いられる。当ブログは後者の方を紹介しているので、もしご興味があればどうぞ。

記事は以上。

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