Appleの共同創業者のスティーブ・ウォズニアック（Steve Wozniak、Woz、以下ウォズ）が2月18日、ミネソタ州ミネアポリスにあるAugsburg CollegeのScholarship Weekendイベントに参加し、講演を行った。

講演でウォズは「私はこの一生で学校では学べないものを途切れることなく学んでいます。勉強や知識よりも大事なのは積極性なのです」と語った。

ジョブズと一緒にアタリにゲームを売り込んだエピソードを披露

彼は当時もう1人の共同創業者、スティーブ・ジョブズ（Steve Jobs）と一緒に創業した時のいくつかの出来事について振り返った。彼は自分が当時ゲームを設計し、ジョブズが販売を担当したことを挙げた。ジョブズはその後そのゲームをアタリに売った。「私は当時、アタリはジョブズがあのゲームを開発したと思い込んだはずだ、と考えましたよ」

学外での学びと、自分のやりたいことに100％の情熱をかけることを奨励

ウォズは学生に、学校の外でもっと沢山のことを学ぶことを奨励した。そして自分がやりたいと思うことが本当にみつかったら、100％の情熱をかけてやれ、とも勧めている。

ウォズがApple創業で成功した原因は、一つ一つ絵を描いて、それを一つ一つ実行したため

当時の創業で得られた成功を振り返ると、彼はその成功の原因は彼が自分で紙の上に何回も絵を描き、そして何度もそれをトライすることを課したからだという。「創造力は一種の違った角度から問題を見ようとする気持ちで、もしどうやってどのようなものから手をつけていいのか分からない場合は、座って問題を解決する方法を見つければいいのです」

学生も講演をべた褒め

Brycen VilmainはAlexandria Techの大学一年生で、彼は製造業で仕事をしたいと考えていた。ウォズの講演を聴き終わった後、彼は今回の講演が非常に人の心を鼓舞するもので、多くの人が今回の講演によって更に大きな潜在能力を発揮すると手放しに褒めていた。

「Appleは単なるソフトウェアの開発会社じゃないですね。彼らはあなたのポケットの中にいるのです」と彼はポケットからiPhoneを取り出した。「これはあなたの一部になっているのです」

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（記事情報元：StarTribune）