Apple、古参のボブ・マンスフィールド氏をEVプロジェクトTitanのトップにする計画か

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ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の新しいレポートによると、内部に詳しい人物からの情報として、Appleはこれまで多くのヒット製品を世に送り出してきた重要人物をAppleのEV(電気自動車)【Apple Car(仮称)】の研究開発プロジェクト【Project Titan】のトップに据える計画があるようだ。

Bob-Mansfield_Apple

その重要人物とは、ボブ・マンスフィールド(Bob Masfield)氏。かつてハードウェア担当のSVP(シニア・ヴァイス・プレジデント、上級副社長)の地位にあり、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)と共にAppleの復活と世界一の時価総額を持つ企業への大躍進のハードウェア面での立役者でもある。その後、マンスフィールド氏はSVPの地位を退いていて、重要なプロジェクトに参加するという情報は流れていたが、プロジェクトのトップになるという情報は今回が初めてとなる。

ただ、このニュースについてはそれ以上の情報はなく、Appleもこの件についてはコメントを避けている。

これまでAppleのエンジニアや自動車会社から来た人物が【Project Titan】のトップになったと伝えられていたが、船頭が多いことで苦戦していたようで、CDOのジョニー・アイブ(Jony Ive)氏がプロジェクトがペンディングを命じたなどの情報もある。そんな人事のゴタゴタのせいか、これまで2020年にAppleのEVの販売が始まるといわれていたところが2021年に延びていたといわれている。

Appleは古参をトップにすることで、プロジェクトを当初の計画通り、或いは前倒しで進めたいという考えなのかもしれない。新しい分野に進出するためには、その分野のプロをトップに据えるか、それともその分野のプロではないが会社の躍進を支えてきた古参をトップに据えるか。。経営陣としても判断が難しいところなのだろう。

記事は以上。

(記事情報元:WSJPatently Apple

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