Apple、メディア向けにWWDC 2017の基調講演参加の招待状を送付

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Appleは本日、来月開かれるWWDC(Worldwide Developer Conference、世界開発者会議)2017の各メディア向け招待状を送付した。また、パシフィックタイムの6月5日午前10時から基調講演が始まることも確認された。

Apple-WWDC17-flyer-design

Appleは通常WWDCの初日に基調講演を行い、そこで新しいソフトウェア(かつてはハードウェアも)を紹介するのが定例となっている。今年も、新しいiOS、macOS、tvOSとwatchOSが紹介されるのは間違いないと思われる。また今年は新しいiMacやSiriスピーカーなどハードウェアも久々にWWDCで紹介されるのではないかという予測もあるが、それらは憶測にすぎない。

2月に発表されたとおり、WWDCのスケジュールは6月5日〜9日となっていて、開催場所はカリフォルニア州サンノゼで、WWDCはこれまでサンフランシスコで行われていたのが通例だっただけに今回は特別だといえる。WWDCの参加チケット価格は1,599ドル(約18万円)と安くない。しかも3月末に番号による抽選によって参加者が選ばれ、4月には奨学金による無償のチケットも発行されている。

Appleは5000人のデベロッパの参加を見込んでおり、数百人のApple社内のエンジニアが今回のWWDC上でデベロッパの質疑応答に応じるほか、アプリ開発講座の講師も勤める。なお基調講演の様子はiPhoneやiPad、Apple TVの【WWDC】appによってライブストリーミングで見ることができる。

さあ待ちに待ったWWDCが1ヶ月後に迫った。しかしそろそろiOSもmacOSもwatchOSもマンネリ化しネタ切れ気味になっている。ハードウェアの進化がない限り、OSだけの進化はイノベーションをもたらす可能性は低いからだ。Swiftも既昨年でバージョン2.0となり、いったいAppleは今年のWWDCでデベロッパに何をもたらすのだろうか?

ちなみに今年のWWDC 2017のポスターや招待状用の挿絵は一時期パクリ疑惑が取りざたされ、その後同じデザイン事務所による作品であることが判明したという一件があった。

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