Appleのロゴ商標指定区分が増加、更にあんな分野に進出も?

  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

米Apple社は、新しい商品やサービスをリリースする際に、必ず商標登録の更新を行っています。そして最近またAppleは商標の指定区分範囲を更新しました。この商標の指定区分範囲は、Appleの将来の動きを知るためのヒントになるといえるでしょう。

Apple-Logo

先々週、Appleは新しいSiriの商標を更新し、そこにスマートグラス(メガネ型デバイス)とホテル予約サービスの2つを追加しました。そして先週にはあの有名なAppleロゴの商標を更新し、そこに旅行業とエネルギー分野のサービスを追加しました。

Apple-Logo-Application

今回のAppleロゴの商標の更新では、具体的な指定区分としてホテルの予約、遊覧旅行、旅行クラブ、旅行チケット予約、旅行業等々が追加されました。かなり広範囲に旅行業関係のサービスがカバーされたことになりますが、これがSiriだけの機能になるのか、またはAppleからネイティブアプリで旅行関係のサービスが提供されるのかどうかについては不明です。

また上記の通り、Appleロゴの商標では更にエネルギーの分配及び物品の回収サービス(リサイクル業)が追加されています。

Apple-Logo-Update

ちなみにこのAppleロゴの商標登録の更新は、先週木曜日にイギリスのロンドンで提出され(申請番号#016905961)、もしこの申請が成功すれば、ヨーロッパ全体でこの商標登録の指定区分範囲が保護されることになります。また香港では既にこのAppleロゴの商標登録更新は先週木曜日に申請番号304179376で完了しているそうです。

Appleは確かに最近、エネルギーの分配とリサイクル(回収業)に力を入れています。Appleが運営する太陽光発電所で発電された電気は、Apple自身の需要を満たしているだけではなく、対外的にも販売を行っています。またAppleは下取りプログラムを行って中古品を販売したり、iPhone専用解体ロボット「Liam(リアム)」を開発して稼働させるなど、できるだけ電子ゴミを出さないためにもリサイクル業に相当力を入れていますが、対外的にも何か類似のサービスを始めるつもりなのかもしれません。

apple-liam-1
AppleのiPhone解体ロボット「Liam」

記事は以上です。

(記事情報元:Patently Apple

Visited 1,009 times, 1 visit(s) today
  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

この記事を書いた人