AirTagが届いたので開封してみた。ファーストインプレッションとレビュー

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Appleの先日の新製品発表イベントで発表された、新製品【AirTag(エアタグ)】。早速1個、予約開始当日にApple中国の公式サイトで買ってみたら、予定通り初日に届いたので、開封して使ってみました。まだ有効に使えているわけではないですが、まずはファーストインプレッションとレビューをお届けします。

何はともあれAirTag開封の儀

▼化粧箱はともかく小さいです。しかしこれが何倍も大きい箱に入れられて、EMSで送られてきました。。スペースとダンボールの無駄のような気がします。。そして中国の場合は、EMSでのApple製品受取にも実名登録が必要になってきました。とりあえずパスポート出しましたけど。。面倒ですね。Appleのサイトではそのような説明は全くありませんでした。Apple中国の場合、国内物流はEMSかシェンカー(Schenker)物流を使っているみたいなのですが、これまで後者が殆どで、受取の際に実名登録を求められることは一度もありませんでした。しかも宅配ロッカーに入れたりしてくれますしね。

Apple AirTag エアタグ

▼箱の裏側はこんな感じです。生産年しか書いてないのが、なんか不自然ですね。普通月くらいも書いた方がいいと思うんですけど。ちなみにAirTag中国版の型番はMX532CH/Aで、モデル番号はA2187となっています。

Apple AirTag エアタグ

▼開けてみると、説明書やらなんやら。その間にある溝にAirTagの本体が挟まっているような感じです。写真では取りだした後です。

Apple AirTag エアタグ

▼AirTag本体の写真。思ったより小さく軽いです。高級感もありますね。ステンレス鏡面仕上げなので、どうしても色々映り込んじゃいますね(写真が下手)。縁にはBluetooth LEとUltra Widebandと通信規格の表示が見えます。シールのようなもので覆われていて、それを外すと電池との絶縁が外れて稼働するようになっています。なお、AirTag用のバッテリーは汎用ボタン電池のCR2032が使われていて、コンビニなどでも買えます。これは珍しく良心的な仕様。USBとかLightningで充電とかしないんですね。通常の使用で1年くらいもつのだとか。

Apple AirTag エアタグ

AirTag開けたけど、どうやって使おう。。

さて、開けてみたのはいいものの。。キャッシュレス社会がほぼ完全に成り立っている中国で、自分は出かけるときには基本的にiPhone以外に何ももっていないので、全くなんのためにAirTagを買ったのか。。

それは、ある目的があったからです。というのも、自分は自家用車を運転して出かけることが多いのですが、中国はショッピングセンターなどの地下駐車場がバカでかくて、時々車がどこにあるのかわからなくなるので、それを探すのにいいかなあということで。。

AirTagをiPhoneにペアリング(iCloudに登録・連携)

そんなわけで、ペアリングをしていきます。本当に簡単で、指示に従ってiCloudとの連携や命名などをしていくだけです。

▼iPhoneなどのBluetoothをオンにした後、上記の通りAirTag本体のシールを剥がして母艦(iPhone等)に近づけると認識され、このような表示が出ます。iCloudに接続ボタンで先に進みます。

Apple AirTag エアタグ

▼ちょこちょこ出ますが飛ばします。AirTagの名称設定は個体を見分けるときに重要なので、ぜひつけておきましょう。一応車に載せるつもりだったので車の車種名にしてみました。

Apple AirTag エアタグ

▼設定中。。と出て完了します。結構あっという間です。

Apple AirTag エアタグ

▼アイコンを絵文字にすることができるのが楽しいですね。そして周辺地図が表示され、「探す」アプリを起動するよう促されます。

Apple AirTag エアタグ

▼”探すAppで表示”をタップすると「探す」アプリが起動し、新機能の説明が始まります。しかし「探す」アプリってちょっと名前が変ですよね。英語だとFind Myなので、「見つける」という方が本来の意味に近そうですが、何かApple社内で議論でもあったのでしょうかね。気になります。

Apple AirTag エアタグ

▼【続ける】で次に行くと、AirTagの詳細メニューとなります。【探す】でARカメラのようなものが起動し、具体的な場所がわかるようになります。

Apple AirTag エアタグ

▼すると、こんな感じで距離とどっち側にある、という表示がされるようになります。面白いですね。

Apple AirTag エアタグ

AirTagを車に載せてみた結果。。

▼ペアリング完了。とりあえず何もケースを買っていないので、AirTag本体を剥き出しのまま地下駐車場に停めてある自家用車のグローブボックスに入れてみました。車のドアを閉めて、少し離れてみます。

Apple AirTag エアタグ

▼もう少し離れてみます。車の外に出てほんの少し歩いた感じです。

Apple AirTag エアタグ

▼と思ったら、15mほど離れて、まだ車が見えるくらいの位置でもうこんな表示になってしまいました。

Apple AirTag エアタグ

▼そして暫くは黒い状態が続き、5m前後まで車に近づいたら、やっと反応し出しました。。これではちょっと使い物にならないですね。地下駐車場という場所と、車のダッシュボードの中というのが通信距離を狭める原因になったのかもしれません。

Apple AirTag エアタグ

というわけで、まだ車の別の場所にAirTagを置いて実験したわけでもないのですが、車のグローブボックスに入れる使い方はほぼ非現実的かもしれません。。ちょっと残念です。車のもうちょっと表側に出して使えるかどうか、今後試してみたいと思います。

AirTag用ホルダーはサードパーティのものでいいんでね?

このまま使わないのももったいないので、唯一持ち歩く車の鍵に取り付けてみたいと思います。。が、AirTag本体だけではつかないので、ケースというかホルダーのようなものが必要です。ただAppleで公式で売っているレザーキーリングなどは軒並みAirTag本体より高いので(特にHERMÈS。。本体を19個買える値段とか草しか生えないです)、その辺は中国最大のECサイト、タオバオで安いのが出回りまくっているのでそれを買うことにしました。レザーでも600円ちょっとくらいで買えます。1000円くらい出せばあのHERMÈSのパチモンさえも買えます。買わないですけど。。w

Apple AirTag エアタグ アクセサリ タオバオ Taobao

AirTagアクセサリ類は昨年夏に既に製造済だった

ところで当ブログでもお伝えしていた、AirTag正式発表前にリークしていたサードパーティ製アクセサリですが。。

なお、Twitterからの情報によると、Apple公式のレザーキーリング、去年8月製造だったそうで。。つまりアクセサリは相当前から用意されていたものの、本体の発売が遅れた、ということになりそうですね。

もっと有効な使用方法が見つかったら、また記事をアップしたいと思います。お楽しみに。

記事は以上です。

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