テスラのAppleからのヘッドハンティングは止まらない。。
2020年からAppleがEVをリリースするという噂が流れてから、EV業界では既に先行しているテスラモーターズ(Tesla Motors)とアップル(Apple)はここ数年お互いに人材の引き抜き合戦をしており、ますますエスカレートしている。最近また一人Appleの幹部がテスラに身を投じたようだ。
9to5Macの報道によると、今回白羽の矢が立ったのは、Appleの企業リクルートシニアディレクター(Sr. Director, WW Corporate Recruiting)だったCindy Nicola女史。テスラに入社後は世界リクルート副総裁(Vice President, Global Recruiting)となったことが、今月初めに彼女がLinkedInのプロフィールを更新したことでわかった。
テスラのAppleの人材引き抜き合戦は続く
テスラとAppleの人材引き抜き合戦は2013年に遡ることができる。当時テスラはAppleからUI・ソフトウェア・ハードウェアエンジニア、小売関係の従業員を引き抜いたことを公開した。例えば現在テスラでカーエンジニアリングを担当しているのは、前Macハードウェアエンジニアリング副総裁だったDoug Fieldだ。
テスラのCEOイーロン・マスク(Elon Musk)は、当ブログの過去記事でもお知らせしたとおり、同社がAppleから引き抜いたエンジニアの数は、Appleがテスラから引き抜いた人数の5倍だと語っている。
Appleもヘッドハンティングを進めている。。しかも主にテスラから
Appleが既に自動車に関するプロジェクト”Titan”を進めているのは間違いなく、広く人材を募集しているのは周知の事実だ。しかし現在自動車プロジェクトに関わる殆どの人材はテスラから引き抜いているという。例えば昨年、テスラのリクルート担当を引き抜いたりもしている。ただ、以前テスラのリクルート専門家だったLauren CimineraのLinkedInでは、Appleに入社した後、現在は極秘プロジェクトに携わっている(ConfidentialとなっていてApple勤務は外されている)ことになっているというのが解せないところだ。AppleからプロフィールをLinkedInに載せるなといわれているのか、それとも。。?
■Lauren CimineraのLinkedInプロフィール
記事は以上。
(記事情報元:9to5Mac)