Appleの特許出願シーズンがまたやってきた！
Appleは最近、またiPad用スマートカバー（Smart Cover、通称風呂カバー）の特許を取得した。その特許によれば、スマートカバーを使うことでユーザにより良い体験をもたらすという。以下は中国のメディアWeiPhoneより。

米国特許商標局はAppleが新しく取得した特許を公布した。その特許の名前は”UIに応じたデバイス導入モード”。特許文書の概況では、スマートカバーの開け方によって、iPad上でそれに応じた情報を表示する、というものだ。

具体的には上の図のように、iPadのスマートカバーがこのように開いた時には、一部のバーチャルボタン（恐らくショートカットのようなものと思われる）がディスプレイの縁の開いた部分に表示される、というものだ。

スマートカバーの1個めの折り目を曲げると最新の通知が表示される、例えばメールの題名と送信者など。そして続いてスマートカバーを開けていくと更に多くのメールの内容が表示される。このようになれば、iPadをアンロックしなくてもメールを読むことができる（それはそれで、プライバシーやセキュリティの問題があると思うが。。）

また指でのスワイプ操作もこの特許の中に含まれており、Appleはこの特許文書で、スマートカバーが1個めの折り目を下の図のように折り曲げた時にディスプレイにスライドバーが表れ、iPadの明るさや、音量などを調整できるようにもなるという。

画蛇添足

スマートカバーを半端に開けてiPadを操作したり通知が確認できるというのは面白いし便利そうだ。

ただそれは同時にそれはデバイスをアンロックすることなくある程度の操作ができることを意味する。
セキュリティやプライバシー設定ができるようにならないと、ユーザは他人に自分の情報を晒してしまうことになるので、もしこの機能が実際に備わるとしたら、Appleはそこには十分注意してほしいものだ。

記事は以上。