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※(2014/11/3)この記事の内容は古いです。現在Cydiaは既にPanGu 8で脱獄すると自動的にインストールされるようになっている他、既に脱獄している人はデバイスのPanguアプリより1タップでインストールできるようになっています。
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昨日午後に突然リリースされた、iOS8.0〜iOS8.1.0対応の完全脱獄ツールPangu(盤古)。
しかし残念なことに脱獄アプリインストーラのCydiaがインストールされないという問題があった。
その後、Cydiaの作者SaurikがCydia 1.1.13をiOS8に対応させたが、肝心のPanguがまだ簡単にインストールできるようになっていない。
記事更新時点でインストールできる一番簡単な方法が恐らく以下の通り。なお、いずれPanguアプリの方が対応して、直接Cydiaをインストールできるようになると思われる。
ただ、記事更新時現在はCydia Substrate(以前のMobile Substrate)がiOS8に対応していないため、脱獄アプリ・Tweak・プラグインの多くは正常に動作しない。とりあえず練習ということでやってみては如何だろうか。
なお、脱獄は自己責任だ。
方法についての質問については一切受け付けない。
Cydiaをインストールする前に必要なもの
・Windowsマシン
・Cydia 1.1.13:作者Saurikのオフィシャルソースからダウンロード
・言語パッケージ:WeiPhoneのサイトからダウンロード
・i-Funbox:オフィシャルサイトからダウンロード
iOS8をPanguで脱獄後、Cydiaをインストールする方法の手順(暫定)
■Step 1
まず脱獄をしてから、デスクトップにあるPanguのアイコンをタップし、OpenSSHをインストールする。
■Step 2
母艦で上記でダウンロードしたi-Funboxを起動し、USBケーブルで脱獄したデバイスを接続した後、ファイル管理のところでCydiaのインストールパッケージと言語設定ファイルを”ファイルシステム”のrootに置く(インストール終了後は削除して構わない)。
i-FunboxのToolboxを開いた後、高級ツールの”SSHターミナル”をクリックする。なお、初めて接続するときにi-Funboxからパスワードの修正を求められるが、できればこの時には変えずに、後で自分で変えた方がいいかもしれない。(覚えられる人はここで変えてもOK)
■Step 4
出てきたターミナルウインドウで、以下のコマンドを入力する。
dpkg -i /var/mobile/Media/*.deb
■Step 5
コマンドを入力したらリターンキーを押し、正確に入力されているのであれば表示の通りになる。もし入力が間違っているとエラー表示が出る。
■Step 6
続いて、
su -c uicache mobile
と入力しリターンキー。そして更に続けて、
killall SpringBoard
と入力する。
これはキャッシュを削除するもので、うまくアイコンが表示できない問題を解決するものだ。インストールが終了したらデバイスを再起動。これでCydiaがデバイスのデスクトップ(Springboard)上に現れる!
※私の場合はこのステップはうまくいかず、iOS6までの古いCydiaのアイコンになってしまった
注意事項
・初めてCydiaを起動すると、Preparing Filesystem…という表示が出る。これはシステムフォルダのシステムアプリをユーザフォルダに移動している過程なので、ここで絶対にCydiaから退出しないように。そうしないとシステムフォルダに余分なファイルが残ってしまう。
・インストールが終わったらrootとmobileのパスワードは変えておこう。
・Step 2でコピーしたインストールパッケージは削除できる。
・iOS8を脱獄しCydiaを入れた後のオススメ脱獄アプリやソースのまとめはこちらにまとめている。
・上記の通り、脱獄は完全に自己責任だ。方法についての質問については一切受け付けない。
記事は以上。