自社の製品を売るアプリが自社製品に最適化されていなかったなんて。。
iPhone6/6 Plusが販売されて約2週間が経った本日、ようやく公式Apple StoreアプリがiPhone6/6 Plusの解像度に対応した。
“らくらくApple Store”からようやくまともに
なお、この変更はAppleがApple Storeアプリに対してこの2ヶ月以来施した2回目の重大なアップデートとなる。iPhone6/6 Plusを持っている人は、これまで最適化されていなかった”らくらくApple Store”との違いをせいぜい楽しむといいかもしれない。
App Storeの中のスクリーンショットのフォントがなぜか変なことに。。
ただ、iOSのApp StoreでApple Storeを検索した後表示される紹介のスクリーンショットでは、なぜか中国語フォントを使って日本語を表示しているような不自然なタイポグラフィが。なんすかこれ!?
大学退学後自主的にタイポグラフィを勉強し、自社製品のフォントの美しさを最も重視していたAppleの創始者スティーブ・ジョブズが生きていてこれ見たら怒り狂うだろうなあ。。もう殆どジョブズが生きていたらというのは禁句になりつつあるが、いくら日本語わからない人が見たとしても、美しくないでしょう。。バランスが。。
Apple Payに対応してまた変わるかも
なお、来月のiOS8.1のリリースや米国でのApple Payのサービス開始リリースで、米国のApple Storeアプリはまた大きく代わるかもしれない。日本やその他の国の対応はもっと先になりそうだ。
画蛇添足:Apple、自社アプリなのに何してたのー?
個人的な感想ではあるが、やはり冒頭の言葉に尽きるかと。
自社の製品を売るという最重要な役割を持ったアプリを、自社の利益を半分以上稼ぎ出しているジャンルのフラッグシップモデルに最適化するのが発売から2週間近くも遅れるなんて、計画性がなさすぎる。サードパーティはiPhone6/6 Plusの解像度の情報が9月9日の発表時点で確実にわかったのでそこから開発を始め、9月19日まで10日の猶予期間しかなかったので間に合いませんでしたというのはわかるが、Appleは内部でもっともっと前から情報があったはずだ。
Apple、やっぱほんとに大丈夫なんかな?と心配になってくる。きっとクック体制になってから色々と内部の指示系統がバラバラなんだろうと想像してしまう。
サードパーティさんには、Appleのこの失態を反面教師として、頑張ってiPhone6/6 Plusに対応するように頑張って欲しい!
そしてそこまで望むほど、iPhone6 Plusは使う価値があると確信しているからこそ、このような書き方になっていることをお忘れなく。
記事は以上。