デバイスの分解・修理情報の掲載で世界的に有名なiFixitが、早速Apple Watch Series 6を分解しています。
その結果、以下のようなことがわかっています。
- 前モデルのApple Watch Series 5に比べ、Series 6の44mmモデルのバッテリー容量は3.5%増加、40mmモデルのものは8.5%増加。
- 感圧タッチセンサーは除去され、そのおかげでSeries 6はSeries 5に比べ3.16%薄くなっている。
- Series 5よりも大きめのTaptic Engineが取り付けられている。
感圧タッチ(Force Touch)についてはwatchOS 7から既にその機能が使えなくなっており、ハードウェアからも完全に除去されたことになります。この感圧タッチ機能はiPhone 6sの時代から鳴り物入りで導入されてきましたが、結局不評に終わってその役割を終えようとしています。正直、何のTipsも出ないで感圧タッチをどのように使うのか直感的に非常にわかりにくかったのが問題でした。結果的に使う人は殆どいなかったのでしょうね。私も殆ど使っていませんでした。これもまた、Appleの黒歴史の一つとなりそうです。
iFixitによるApple Watch Series 6の修理難易度評価は10中6で、案外難易度は高くありませんね。その理由として、ディスプレイとバッテリーという2つの大きな交換が求められやすい部品の取り外しや交換がしやすくなっているから、とされていますが、それ以外の部分についてはやはりねじのドライバー形状の特殊性や、フレキケーブルが脆く切れやすいことなどがその修理を難しくさせているようです。
詳細はiFixitのサイトをご覧ください。
修理の難易度は別として、Series 6を買いかどうかについて。。私個人的には今年はパスしようかと思っています。血中酸素濃度測定機能追加以外は、Series 5ほどの変化(例えば常時点灯機能の追加)は感じなかったからです。
記事は以上です。
(記事情報元:iFixit)
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