iOS8.1がiOS8.0から1ヶ月という短い期間でリリースされることになりそうだ。
iOS8とiOS8.0.2では、今年6月に開かれたApple主催のWWDCで発表された、iOSとMacのメッセージを同時に受けたり編集できる機能が実現されなかった。なぜならまだOS X Yosemite(OS X 10.10)が正式リリースされていないからだ。しかしiOS8.1のβ版(ベータテスト版)の中ではこの機能があることが既に発見されており、更に昨日当ブログでもお知らせしたOS X Yosemite GM(Gold Master)版を使うことでそれを実際に使用することができている。
つまり、iOS8.1は恐らく来月OS X Yosemiteの正式版と一緒にリリースされる可能性が高いということだ。
iOS8.0.2では設定の中に“Text Message Forwarding”を見つけることができないが、今後iOS8.1以降はiPhone以外にSMSを送受信できるデバイスを追加することができるようになる。但し前提としてそれらのデバイスには全て同じiMessagesのアカウントが設定されていることだ。これを設定することで、MacからもiMessagesを送受信ができるようになるというわけだ。
更にApple Payのサポートも。。日本には関係ないけどね
またiOS8.1が来月リリースされる証拠はもう1つある。。Apple Payだ。iOS8.1のβ版では、Apple Payに関する設定項目が発見されている。
Appleは9月9日の新製品発表イベントで、Apple Payのリリース時期を10月と発表していた。海外メディアではそのリリース時期を10月20日としている。
まあ、最もApple Payの採用は米国からで、日本や香港・中国で使えるようになるのはまだまだ先の話になりそうだが。
iOS8.2、iOS8.3までも既に準備中との情報も
また、その他のソースの情報ではAppleは既にiOS8.2、iOS8.3の準備も進めているという。これらはもしかしたら来年のApple Watchへの準備かもしれない。
画蛇添足:新機能よりバグフィックスを!あと10月21日の新製品発表イベントは?
iOS8.0からiOS8.1まで、たった1ヶ月。。メジャーアップデートに次ぐ小数点以下1桁アップデートをするにはあまりに短すぎる。これはやはりAppleがリリース時期を遵守するあまり、機能の開発や実装が追いつかなかったことを意味するのではないだろうか。OS X Yosemiteとの連携機能が重視されるのであれば、iOS8はYosemiteと同時リリースされるべきだったのではないか。先を競わず、いいものをリリースするというティム・クックCEOの言葉が虚しく響く。株価のためにiPhone6/6 Plus(+iOS8)の販売を急いだとしか思えない。
また私個人的には、そんな新機能より早く今のこのバギーなiOS8.0.2を何とかしてくれ、と懇願したい気持ちだ。ATOKを使っているとしょっちゅう落ちて違うIMEに切り替わってしまう。これはかなりのストレスだ。また時々アプリが勝手に落ちたりする。これまでは脱獄したデバイスでしか見られなかった現象だ。しかしこれらの問題は私が現在使っているiPhone6 Plusによく起こるようで、従来のiPhone5sではあまり起こらないという。ということはiPhone6 Plusのメモリ管理に問題があるのではないだろうか。。
また、海外メディアはiOS8.1のリリース日を10月20日としているが、Appleの次回の新製品イベント(iPad Air 2、iPad mini 3、OS X Yosemiteがリリース発表されるとされている)って10月21日にじゃなかったっけ?というツッコミを入れておきたい。あ、それとも私の時差の勘違い?
記事は以上。