あのスノーデンが暴露!iPhoneは電源を切っても盗聴される!?

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Edward_Snowden

元米国CIA・NSA局員の情報工学者で、
現在ロシアに亡命しているエドワード・スノーデン(Edward Snowden)が、
先週水曜日(6月4日)に亡命先のロシアで米国NBC(National Broadcasting Company)のインタビューを受けた際に、
iPhoneに関する機密を暴露した。

その機密とは、iPhoneの電源を切っている状態でも、
米国国家安全保障局(NSA)のメンバーはマイクを通じて盗聴することができることだという。
更に彼はNSAは電源を切ったiPhoneの電源をオンにすることもできると語った。

その後、ハードウェアエンジニアのマイク・ターナーが、
このスノーデンが暴露した情報について実証しており、
とある技術を利用すればiPhoneをあたかも電源を切ったかのように見せかけ、
実際は省電力モードのような状態にすることで、
ユーザが知らず知らずのうちに盗聴・監視されているという状態を作り出すことができるという。

マイク・ターナーによれば、
そのような状態の時にiPhoneのディスプレイ表示は当然オフになっており、
ボタンも反応しないため、
ユーザにとってはなかなかその盗聴・監視モードに入っていることに気づかないという。

iPhone5s_snowden

セキュリティの専門家で顧問のグレアムは、
NSAはこの技術をアプリをインストールする形でiPhoneに埋め込むことができるという。
そして盗聴・監視モードを終わらせて確実に電源を落とすためにはDFUモードにするしかないという。

ちなみにDFUモードとは、
脱獄している人やiOSのダウングレードをする人はよく用いる手段だったりする。
やり方としては、ホームボタンとスリープボタンを同時に長押しし、
表示が消えたらスリープボタンのみ離し、
ホームボタンを押し続けて画面が真っ暗なままの場合はDFUモードに入ったことを意味する。
その状態でiTunesに接続すると、
リカバリーモードと診断されれば確実にDFUモードに入ったことになる。

個人的には脱獄アプリではこういうのを作れそうな気がするが、
脱獄しないでこのようなアプリを入れることは。。
NSAくらいであればできてしまうのかもしれない。

そんなわけで、
NSAやCIAに狙われるほどの国家機密レベルの重要なデータを扱っていて、
普段iPhoneを使っているような人は要注意だが、
そんな人はこんなブログなんぞ読んでいないですね、きっと。

記事は以上。

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