Patently Appleの記事によると、
米特許商標局が過去承認し本日公布したApple(アップル)が申請した特許から、
Appleの新製品開発の方向が見えてきた。
その特許とはAppleが昨年申請した、
「ヘッドマウントタイプの動画閲覧デバイス」の新しいデザインだ。
今回Appleが取得した特許の新技術は、
将来Apple TVのアタッチメント(付属品)となるか、
或いは完全な独立体としての「モバイル Apple TV」デバイスに繋がる可能性がある。
近年のバーチャルリアリティ技術の発展はすさまじく、
先月はFacebookが20億米ドル(約2,000億円)でOculus社を買収したが、
同社のテクノロジーがこれに関する技術を更に話題に載せたと言える。
実はAppleのヘッドマウント式デバイスの発明については、
1997年にまで遡ることができる。
しかし当時の技術や市場環境がまだそれに追いついていなかったと言える。
現在、Appleが既に買収たPrimeSenseの3Dセンサー技術が、
もしかしたらこのAppleのヘッドマウントデバイスプロジェクトに何らかの推進力を与えた可能性もある。
著名なKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏が、
Appleが今年秋には新しいApple TVを発売すると分析していたところに、
この特許取得のニュースが来た。
今回のこの特許技術は、Apple TVの付属品となるには時期的にぴったりで、
もしAppleの新しいテレビデバイスと一緒にリリースされれば、
恐らく業界に大きな影響を与えるだろうと思われる。
Appleはこの特許出願文書の中で、
人々がApple TVのコンテンツを自身のテレビの上に映すことができるが、
それによって更に便利で素晴らしい視聴体験ができると書いている。
それ以外にも、ユーザが出張や旅行などの移動中にハイレゾ画面で何かを見たいと思ったときに、
このヘッドマウントデバイスが彼らの需要を満たしてくれるとしている。
また、このデバイスを使うことによって音や光で周りに迷惑をかけることもなくなる。
この特許はChristopher Prest、John Tang、Evans Hankeyの3名の連名で申請されたという。
Appleは昨年12月に既にこの特許を取得していたということだが、
技術的にこのような製品をリリースできるかどうかはまだ不明ではある。
個人的には、こんなデバイスで超高画質のものを見たら、
非常に目に悪い気もする。
それにつけてもAppleさん。。
Google Glass(グーグル・グラス)に比べて随分とブサイクなデザインを作ったなあと思いません?
ジョニー・アイブ(Jony Ive)はこんないけてない、かっこわるいデバイスにGoを出すだろうか。。
記事は以上。