7.4億人ものユーザーを抱える世界最大のキャリア、
中国移動(China Mobile、チャイナモバイル)のうち北京移動が、
こっそりとiPhone5sの予約を開始していることがわかった。
中国移動は12月12日から予約を受け付けているようで、
現在は北京移動のオフィシャルサイト内の予約専用サイトで、
以下のような予約情報を見ることができる。
ここでは「iPhone5s」という字は一文字も見えないが、
「4Gのスター携帯」と名付けて、
ちょっとだけ画像を表示しており、
明らかにiPhone5sであることがわかる。
また既に50000名以上が予約したことを公開している。
2013年12月14日現在、
中国移動もAppleも正式に販売契約の合意に至ったという公式のコメントを出していないため、
「iPhone」という名前を使えなかったためにこのような工夫をしているのだと思う。
これは明らかに北京移動独自のフライング販売予約受付とでも言うべきものだろう。
※ちなみに北京移動以外の中国移動、例えば広東移動や上海移動にはこのような予約サイトはない。
北京移動のサイトでは、
予約ができた人は優先して「4Gスター携帯」の購買権を得ることができる。
またこの予約が成功した人が実際に4Gスター携帯を購入した場合は、
北京での4Gパケットをプレゼントするという。
しかし現在北京移動のオフィシャルサイトでは「4Gスター携帯」は1人1台までの予約としている。
中国移動は12月18日から正式にTD-LTE版のiPhone5s/5cを販売するとみられているが、果たして。
なお本日、iSafari(香港版/中国版iPhone5s/5cをクラックして中国移動のTD-LTE、TD-SCDMAを使用可能にするクラックSIM下駄)の販売元から情報があり、
中国大陸版iPhone5s(A1528)/5cは現在クラックをしなくても中国移動のTD-LTEが使えるようになっているという。
私自身は中国大陸版iPhone5s/5cを持っていないが、
以前の情報だと中国大陸版では中国移動のTD-LTEを掴まず、
中国移動のTD-LTEを使うにはiSafariの別バージョンでクラックする必要があったと聞いている。
これは香港版iPhone5s(A1530)でも希望が持てるということだろうか?
記事は以上。