本日未明、Appleはデベロッパー向けにiOS7.1b2(ベータテスト版第2版)をリリースした。
iOS7.1はiOS7のリリース後の大幅なバージョンアップとなる予定で、
iPhoneとiPadをより安全・便利に使ってもらうための機能が盛り込まれる予定だ。
現在デベロッパーはiOS7.1 beta2をダウンロードすることができ、
またOTAアップデートも可能となっている。
今回のバージョン番号は11D5115dとなっており、
当然正式版ではないので、普通のユーザーはアップデートできない。
既に更新をしたデベロッパーから現在様々な改良点が報告されている。
例えば。。
・iTunes Matchのアップロードに異常に時間がかかる問題を改善
・Touch IDとパスコードの項目が設定>一般から設定のトップに移動し、サウンドとプライバシー設定の間に入るようになった
・ボタンの選択ができるようになった
等々。
もちろん、iOS7.1b2にまだバグは存在している。
例えばボイス付のブックの再生にはまだ問題があり、
新しいiCloudのIDの設定でiCloudキーチェーンが起動できない問題もある。
更に64bit機(iPhone5s、iPad Air、iPad mini Retina等)で32bitアプリを使用したときにバグが存在し、
Bluetoothが接続できない問題があるという。
今回のiOS7.1b2に限らずベータテスト版はデベロッパー向けなので、
一般の人には手に入らないのと、
できれば通常利用している人は導入を避けた方がいいだろう。
以前リリースされたiOS7.1b1から、
iOS7.0.xで使えていたSIMロック解除アダプタ(SIM下駄)が使えなくなっているという情報がある。
SIM下駄を使っている人は当然アップデートは避けるべきであろう。
また脱獄(Jailbreak、ジェイルブレイク)に影響する変更があったかどうかも現在のところ不明だ。
が、脱獄を維持したい人は当然ながらベータ版には手を出さないのが身のためだろう。
記事は以上。