iPhone5sに早くもディスプレイ表示不良が続発

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9月20日に発売され、まもなく10日が経過しようとしている、
Appleの新型iPhoneであるiPhone5sとiPhone5c。

その中でもiPhone5sは圧倒的大人気で、
中国や香港でも高値がついているほど。
特にゴールド色は他のスペースグレイやシルバー色に比べても圧倒的に高く、
そして圧倒的に品薄だ(圧倒的連発失礼。。しかし本当にそうなのだ)。

そのiPhone5sのゴールド色を手に入れて喜び勇んで使ってみたものの。。
使用後数日でディスプレイに問題が出ていることが、
中国のいくつかの微博(ウェイボー、中国版twitter=Microblog)で明らかになっている。
元ネタは中国のリーク大王C科技のブログ記事(中国語)。
彼のブログによると、発売5日以内に中国各地でこのような現象が起こっていることが報告されているようだ。

iPhone5s_display_issue_01

iPhone5s_display_issue_02

iPhone5s_display_issue_03

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この現象は完全にiPhone5sを復元したとしても治らないという。
もちろん水没したり、何らかの異常な操作があってのことでもなく、
ただ普通に使用しているだけでこのような状態になったということだ(真偽はわからないが)。

現在はこの現象が普遍的に存在するのか、
ハードウェアのバグなのか、ソフトウェアのバグなのかは判明していない。
1枚目と4枚目と5枚目はほぼ同じ位置から表示がおかしくなっていることから、
ディスプレイと本体とのコネクタの特定部分の接触が悪いのが原因ともとれなくないが。
もう1つ気になるのが、問題が出ている機体が全て中国電信(China Telecom)版だということだ。
中国聯通(China Unicom)版があまり出回っていないこともあるのかもしれないが。。

中国ではこのような”不祥事”のことを、
最後に「門」をつけて呼んだりする。
これはアメリカのニクソン大統領が辞任に追い込まれた”ウォーターゲート事件(中国では水門事件、または単に水門)”が元になった呼び方で、
香港のエディソン・チャン(陳冠希)が様々な女優と寝た時に撮った写真が入ったパソコンを修理に出したら漏れてしまった「艷照門(エロ写真ゲート)」や、
AppleのiPhoneだと昨年発売されたiPhone5の黒(ブラック&スレート)の初期ロットのメッキが剥がれやすいという「掉漆門(メッキ剥がれゲート)」がある。

今回の上記のようなiPhone5sのディスプレイ問題には、
既に「花屏門」という呼び名がつけられているようだ(中国ではこのようなディスプレイ不良のことを「花屏」と呼ぶ)。

一般的に、初期ロットの製品というのは往々にして様々な問題が発生するものだ。
Appleに限らず全ての携帯において比較的よく見られることは、
メーカーは生産の過程で改善を繰り返して品質を向上させているが、
当然改善できないハードウェアの問題なども発生することがある。
Appleからのとんでもない品質・価格・納期要求で作らされているサプライヤーのことを考えると、
そのようにやらざるを得ないのもわかる気がする。
そんなことがあるので、
だいたいAppleに限らず携帯の新製品は2ヶ月ほど待って、
品質が安定してから購入するのが実は一番ではないだろうか。
(もちろんAppleはこれは初期不良として交換に応じるとは思われる)

上記のようなこともあるので、
私はまだiPhone5sは購入していない。
日本ではこのようなことが起こっているのだろうか?

記事は以上。

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