今年9月に販売開始された、
Appleの最新のiPhoneであるiPhone5sとiPhone5c。
iPhone5s/5cから、
中国大陸でもアメリカや日本など第一弾の国と同列で同時発売されたが、
iPhone5sや5cではLTEが使えるのに、
中国大陸には当時LTEサービスがなかったため、
そのポテンシャルを殆ど活かすことができていなかったと思う。
しかし中国大陸の最大キャリア、
中国移動(ChinaMobile)がとうとう11月から地域限定で4G LTEサービスを始めた。
(現時点でまだ広東エリアのみ正式サービス開始、他都市では試験申込者のみ向けとなっているようだ)
ただ中国移動がまだ正式にiPhoneを扱っておらず、
中国移動のLTEはiPhoneでは使えないと考えられていた。
しかし中国移動の深圳の店舗で大々的にサービスを始めたことで発覚したことだが、
香港版・中国大陸版SIMフリーiPhone 5s/5cでも、
裏技を使えば使えるようになるということで、
個人的に俄然盛り上がっているところ。
私自身も先日購入した香港版iPhone5s ゴールドをLTEロック解除し、
中国深圳にて4G LTEで使っている。
詳細は以下の2つの記事参照。
・iPhone5s/5cの香港SIMフリー版のLTEロックを解除し、中国移動のLTEを使う方法
・iPhone5s/5c 香港版/大陸版SIMフリー機のLTEロックを解除し、中国移動(China Mobile)TD-LTEを掴む方法 続報
そんなわけで、中国(特に深圳・広州地域)では俄然iPhone5s/5cの需要が高まっているといえるだろう。
しかも香港版の方が値段が安いので、
香港版を手に入れて大陸で使う人は非常に多いという。
ただこれまで香港版のiPhone5s/5cは大陸のAppleStoreでは修理ができなかった。
修理するにはわざわざ香港まで行かなくてはならなかったのだ。
しかし本日、中国のポータルサイトSinaがAppleのオフィシャルカスタマーサービスと連絡をとったところ、
香港版のiPhone5s/5cが国内のApple Storeで修理を受け付けられることになったという。
また、もし香港版iPhone5s/5c(iPhone5sはモデル番号A1530)が故障して復元できなくなった際は、
聯通(China Unicom)版=中国大陸版のiPhone5s/5c(iPhone5sはモデル番号A1528)と交換することができるようになったとのこと。
Appleのカスタマーサービスによると、
中国大陸の大部分のリテールショップでは、
修理するiPhoneと同じモデルの部品があれば修理が可能という。
またもし交換が必要と判断された場合は、
中国大陸版(聯通版)との交換を受け付けるようにしているという。
ただし交換する端末の種類は中国大陸版のみで、
他を選択することは不可能という。
iPhoneの修理には事前にネットでGenius Barの予約が必要で、
またApple IDとそれに対応した身分証を持参する必要なことはいうまでもないが、
実は急ぎの場合その場で対応してくれたりもするので何とも言えない。。
Appleによると、今回の処置については社内内部でも通知されて間もない情報で、
また内部通知だったため、公開していないという。
2日前に日本やアメリカでSIMフリー版iPhone5s/5cの販売が始まったところをみると、
恐らく部品や端末本体の在庫がようやく追いついてきたと見るのが妥当なところだろう。
記事は以上。
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