iPhoneを予見したのは実はスティーブ・ジョブズが最初ではなかった?

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Isaac_Asimov

Image courtesy “New York World-Telegram and the Sun Newspaper Photograph Collection”/Taken by Phillip Leonian via Wikimedia Commons

アメリカのメディア<ハフィントン・ポスト>の2013年8月16日の記事(英語)によると、
その日映画「Jobs(ジョブズ)」がアメリカで上映され、
その予告編ではジョブズは”最初の夢想家”との称号で呼ばれている。
しかしもし貴方が、アイザック・アシモフ(Isaac Asimov、1920年1月2日 – 1992年4月6日)が49年前に書いた文章を読めば、
恐らくその称号はもっと彼にふさわしいのではないかと考えるかもしれない。
というのも彼の方が先にiPhoneを予見していたからだ。

アイザック・アシモフはボストン大学の生物化学の教授であり、
そして成功を収めた多作のSF小説作家でもあった。
1964年、彼がニューヨーク・タイムズに発表した2014年までの科学技術の発展についての文章で、
事実が彼の大多数の予言が当たっていることを証明している。
またこの文章はハフィントンポストがこの文章を発表したのと同じ8月16日に書かれている。

アイザック・アシモフはその文章の中で、
新しい電話によって、
電話をかけるだけではなく、
(Facetimeのように)相手を見ながら通話することができるようになり、
また電話の画面上で文書を研究したり、
写真を閲覧したり、読書ができるようになる、
またその電話によって、南極の天気さえわかるようになるとしている。
その時代、カラーテレビがまだまだ贅沢品であり、
パーソナルコンピュータなどは数十年後に誕生するのだが、
アシモフは既にその時代に3Dテレビと3D映画の出現も予言していた。
彼は更に、学校が学生にコンピュータの技術を教え、
学生達はネットワーク用語を手に取るように覚えるだろうとも予言している。
アシモフの予言がいかに正しいかわかるだろう。

Jerry Seinfeldがマーク・ザッカーバーグよりも12年も早くFacebookについて考えついていたという話もあるが、
アイザック・アシモフがスティーブ・ジョブズよりも早くiPhoneを予見していたというのも面白い。
もしかしたらスティーブ・ジョブズはアイザック・アシモフの予言を実現しようと動いたのかもしれない?

記事は以上。

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