xiaolong 
当ブログでも何度かお伝えしている、
最近可能となったApple Softbank版iPhone5 iPhone4S iPhone4の、
ベースバンド（BB）チップ交換によるSIMフリー化（SIMロック解除、アンロック）について続報。
私自身が持っている機体や友人の機体など、
数台を人柱として持ち込んでチップ交換によるSIMフリー化をやってみた。
依頼先は情報をくれた深圳の腕利きのとある修理業者だ。
その結果、以前の記事に書いた通りではなく、
どの機種も完全に香港版に生まれ変わるわけではないことがわかった。
現状でわかっていることをお知らせしたい。
■iPhone4
基本的に香港版と変わらない仕様になる。
日本での使用状況については現在日本に送付して実験中。
■iPhone4S
多くの場合香港版と変わらない仕様になるが、
稀にチップ交換をしても完全にSIMフリー化せず、
2Gカード（例：中国移動 China Mobile等）しか使えないことがある。
これは元々入っているチップに起因するもので、
かなり確率は低いものの、他のキャリアの3GのSIMが動作しないことがある。
事前にはわからず、中を開けてみないとわからないという。
■iPhone5
チップ交換をしても2GしかSIMロック解除できず、
2Gカード（例：中国移動 China Mobile等）しか使えない。
※iPhone4SとiPhone5については、
脱獄ができていれば完全な解除が可能だそうだ。
依頼先の深圳の腕利きの修理業者も、
はっきりとiPhone4S、特にiPhone5のチップ交換によるSIMフリー化は、
まだ研究開発中の方法であることを認めた。
但し、iPhone4についてはかなり習熟したということだった。
ということで、完全に全ての機種が日本で使えるようになるわけではなさそうだが、
ファクトリーアンロックが終了し、
iPhone4のSIM下駄もiOS4.3.5までしか対応していないことを考えると、
iPhone4のSIMロック解除の需要は日本だけにとどまらずありそうだ。
今後日本で試した結果などが出たらまた記事をまとめる予定だ。
記事は以上。