Apple、好調で現金保有高が約25兆円に。。
iPhoneシリーズが好調なことが原因で、Appleの会計年度2015年Q4及び2015年度全体の財務報告会議において、また素晴らしい数字が公開された。会計年度2015年Q4において、Appleの収入は515億米ドルにいたり、利益は111億米ドルにもなった。ティム・クックCEOが「会計年度2015年度はApple史上最も成功した1年となった」と語ったとおりだ。
10月が終了したが、Appleの現在の現金保有高(貯蓄)は2,060億米ドル(約25兆円)となり、まさに国家予算クラスだ。
25兆円ってどのくらいすごいの?
さてこのAppleの現金保有高、2,060億米ドル(約25兆円)がどのくらいすごいかというと。。
なんと世界に存在する主要なスポーツチームを全て買収することができてしまう額なのだ。
アメリカのスポーツチームを買収した場合
例えば世界のスポーツ業界で最も規模の大きい米国の4大スポーツ連盟を全部買ったとしよう。
- NFL(アメリカンフットボール):全32チーム、372億米ドル(約4兆5130億円)
- NBA(バスケットボール):全30チーム、320億米ドル(約3兆8800億円)
- MLB(野球メジャーリーグ):全30チーム、360億ドル(約4兆3670億円)
- NHL(アイスホッケー):全30チーム、147億ドル(約1兆7830億円)
これらを全部合わせても、1,199億米ドル(約14億5430億円)だからまだ約半分弱残る計算だ。
Appleはこの上に米国のMLS(サッカー)の20チームを軽く買うことができる。“たったの”31.4億ドル(約3800億円)で。これでアメリカ合衆国は制覇できた。
世界トップ20サッカークラブチームを買収した場合
そして世界でメジャーなスポーツといえばやはりサッカー。Appleは世界のサッカーのトップ20クラブチームを簡単に購入可能できる。もちろんあのレアルマドリード、バルセロナ、バイエルン、マンチェスターユナイテッドなどの名門なども含めてだ。これら上位20チームを全部合わせても“たったの”232億ドル(約2兆8145億円)にしかならない。
そしてこれらを全部買ってもAppleにはまだ597億ドル(約7兆2430億円)の現金が残るのである。
画蛇添足 One more thing…
もちろん、アメリカと比べても断然規模が小さい日本のプロ野球セ・パ両リーグのチーム全部やJリーグのJ1・J2全体を買ってもまだまだ余るだろう。
Appleがスポーツ界に進出してきたら。。ユニフォームにはAppleロゴ、みんなApple Watchを身につけるのだろうか。
記事は以上。
(記事情報元:BGR)