またいつものリーク屋さん、中国のWeibo(中国版Twitterの微博)ユーザの@KK低调がやってくれた(2016/8/26追記:本当の意味でやってくれた。。フェイク確定だ。詳細は一番下の追記をどうぞ)。
メディアでの間でも一般的に用いられていたAppleの次世代iPhoneの名称は、【iPhone 7】ではなく、実は【iPhone 6 SE】になるかもしれない。@KK低调がリークしたのは次世代iPhoneのものとされる梱包箱(個装箱、化粧箱)の側面や背面の写真、そして取説の写真だ。それらには全て製品名が【iPhone 6 SE】と刻印されており、非常に従来のAppleの書式と似通っている。
これらの写真が本物かどうかわからないが、今回のiPhone 6 SEの梱包物のリーク写真の登場で、ますます謎を深める次世代iPhone(まあ、ずいぶんとリークされてしまっているけども)。
実はこの【iPhone 6 SE】の名称は、ドイツのApfelpageが最も早く伝えていた。その当時も、新型iPhoneの梱包箱にはこの【iPhone 6 SE】が印字されているということだった。
【iPhone 7】の名称が今年のモデルに採用されないのは、10周年を迎えデザインが大幅に変化する来年のiPhoneに採用されるためだという説明をすれば納得がいくのではないだろうか。
なお、梱包箱の裏側の表示では内蔵メモリ(NANDフラッシュ)の容量が64GBになっている。ということは、32GB、64GB、256GBの展開になるということなのだろうか?
それとも、iPhone 6 SEは従来の噂通りのiPhone 7やiPhone 7 Plusと同時に発売される、何らかの廉価版製品(例えばiPhone SEの後継版)なのだろうか?
個人的には外観デザインに殆ど違いがない今年のiPhoneはiPhone 7と名付けるべきではないと感じていただけに、iPhone 6 SEという名称が妥当だと思われるが。。
(2016/8/26追記)
その後、リーク情報を流した@KK低调がWeiboのコメントでこれらの画像についてさんざん叩かれてツッコまれ(中国語では”吐槽”といいます)、結局上記のリーク情報の書き込みを削除していることから、この情報はフェイクであることが確定した。
何者かがiPhone SEの梱包箱の写真をiPhone 6 SEに合成したものであることは明らかだ。
記事更新時は外出中のため真っ先に情報をと考え疑わしい点は書かなかったが、以下のいくつかの点で疑問点があった。この画像を作った人は、特に梱包箱の背面の表示で、どうやら”修正”を忘れてしまったようだ。笑
- iPhone 6 SEの表記の背景に修正したところが見える。
- 本来は【iPhone 6 SE】という表記で統一されるはずが、【iPhone6 SE】となっていて、iPhoneと6の間にスペースがない。
- A1758という型番(これまでのiPhoneにない型番)になっているが、その部分の背景だけ修正しているところが見える。
- 噂では3.5mmイヤホンジャックが廃止されるということがほぼ確定しているのにもかかわらず、通常のEarPodsと書いていること。Lightning版のEarPodsであれば特殊な表記をするはずだし、もしLightning-3.5mmイヤホンジャックのアダプタが付属するのであればそれについても追記されるはずだが、見当たらない。
- 噂では64GB版が廃止されるというものがあるのに、64GB。
- 噂ではスペースグレイが廃止されてスペースブラックにあるというものがあるのに、スペースグレイ色。
ということで、この梱包箱や取説は基本的にニセモノだと考えられる。ということは、やはり次世代iPhoneは【iPhone 7】という名称になるのだろうか。不自然な感じがするが。。
記事は以上。
(記事情報元:WeiPhone)