Economic Daily News (Digitimesによる引用)によれば、Appleは今年9月に新型Apple Watchの【Apple Watch Series 3】をリリースする可能性があるとのことです。
上記の報道によれば、Apple公式としては一切第3世代の【Apple Watch Series 3】について公開情報がないものの、これまで全てのApple Watchシリーズの組立を単独で引き受けていたクアンタ(Quanta、廣達電腦)が2017年の後半に相当強気な売上予測を出しており、その強気の売上予測は、ノートパソコンの需要の増加とサーバ販売台数の継続的な成長、そして次世代Apple Watchのリリースによってもたらされるとされています。更に報道では、【Apple Watch Series 3】がクアンタのApple Watch生産ラインに利益をもたらす、と踏み込んで書かれているほどです。
Digitimesは4月に、Appleの組立委託先のCompal(仁寶電子)がApple Watchのサプライチェーンに加わり、旧型モデルの製造を担当するという報道をしています。そしてこれまでの噂によれば、次世代Apple Watchはフレキシブル有機ELディスプレイから、更に薄く軽いMicro-LEDへの過渡期にあたるという情報もあります。そして更に長持ちするバッテリーも搭載されるという噂もありますが、外観は従来のApple Watchとあまり変わらないデザインになるといわれています。
Appleのサプライヤーやサプライチェーンの動向は、Appleの新型デバイスを占ういわゆる”天気予報”のような役割を果たすため、参考にする価値は十分あります。ただ、【Apple Watch Series 3】は噂はあるものの、これまで一切部品に関する情報はリークされていないため、本当に今年9月にリリース発表がなされるかどうかは不明です。
記事は以上です。
(記事情報元:Digitimes)