いよいよ先月発売された新型iPhone【iPhone 7】。品薄といわれていたジェットブラックモデルもようやく消費者の手に届き始めている。
新規開封のはずのiPhone 7/7 Plusになんとアクティベーションロックが。。
しかしそんな新しいはずのiPhone 7/7 Plusに奇怪な問題が起こっている。。一部のiPhone 7シリーズを購入したユーザから、開けてみたら既に他人のApple IDと関連付けられていて、アクティベーションロックがかかってしまっていたという例が報告されているのだ。
アクティベーションロックとは、iCloudの”iPhoneを探す”のうちの1つのセキュリティ対策機能で、自分のiPhoneをなくしたり盗まれたりした時に、他人に使えないようにするものだ。
しかし一部の人は全く新しいiPhone 7を受け取った時に既にその”アクティベーションロック”が有効になっており、他人のApple IDのメールアドレスと紐付けられてしまっていたというのは驚きだ。結局iPhone 7をせっかく買っても、使うことができない、いわゆる”文鎮化”するといっても過言ではないだろう。iPhone 7の価格は安くないので、”超高級文鎮化”といってもいいだろう。
iPhone 7/7 PlusだけではなくiPhone 6s/6s Plusにも、そしてますます増加しているとの情報も
この問題の報告はますます多くなってきているという。また、iPhone 7に乗り換えようとこれまで持っていたiPhoneから新しいiPhone 7にデータを移した際に、その古いiPhone(iPhone 6s/6s Plus)を初期化した際に同様の問題が起こることがあるという。
現在はこの問題の原因はわかっておらず、Appleもこのことには何らコメントをしていない。
解決方法:Appleリテールストアに持ち込むか電話で相談を
今のところ、解決方法としては購入した証拠(レシートなど)と共にAppleのリテールストアのジーニアスバーに持ち込み、身に覚えのないApple IDとリンクされていることを証明できれば、またはAppleのサポートコールセンターに相談することでロックを解除してもらえることがあるとのことなので、このようなことが万一発生した人はAppleに相談してみよう。
画蛇添足 One more thing…
当ブログでも提供しているアクティベーションロック解除サービス。ただ、買ったばかりのiPhone 7にアクティベーションロックがかかっていた場合は当方のようなサービスは使わない方がいいだろう。
そしてこれはアクティベーションロックを提供している私ならではの裏情報ではあるが、アクティベーションロックは遠隔で解除することもできれば、ロックをかけてしまうこともできるらしい(当方の依頼先は絶対そんなことはしないが)。
実際に、ランダムなIMEIにアクティベーションロックをかけ、相手が困ったらメッセージを送って有料で解除させるという悪質で不届きな行為を行っている犯罪グループが中国にいるのはニュースになって知られているほどだ。
恐らく今回のiPhone 7のIMEIも、そのような犯罪集団のIMEIランダム入力にひっかかってしまった可能性もある。もちろん、真相は闇の中だが。。
記事は以上。
(記事情報元:WeiPhone)