いよいよ発表1週間前が近づいてきた、Appleの次世代iPhone【iPhone 7】。ネタのリークには飽きてきた頃に、先日パッケージ(梱包物)に【iPhone 6 SE】という製品名称がプリントされた画像が公開されたが、結局それはフェイクであることが確定した。
新たにiPhone 7 Plusのものとされるラベルの写真が公開
そして今朝、今度は【iPhone 7 Plus】のパッケージ用ラベルの写真とされるものが別の中国のWeibo(中国版Twitter)のユーザ@Cool玩科技からリークし、話題となっている。
この【iPhone 7 Plus】のパッケージ用ラベルの写真には、中国語の繁体字+簡体字を用いていて、右下にHKという文字が見えることから、香港版のものとみられる。
今回のリークされた【iPhone 7 Plus】のものとされるラベルの特徴
このラベルには、まず一番上に大きく256GBの表示があるのが特徴だ。そして【iPhone 7 Plus】という名称が印刷れていることも注目に値する。
更に、付属品のところに「Lightning 至耳機插孔轉換器」という表記がみえ、英語では「Lightning to Headphone Jack Adapter」とある。そう、iPhone 7シリーズでは3.5mmイヤホンジャックが廃止されることから、Lightningコネクタから3.5mmイヤホンジャックに変換するアダプタが付属となるという噂が再現されているのだ。
しかし、またもやこのiPhone 7 Plusのものとされるラベルには疑わしい点が多い。
本物の香港版iPhone SEのラベルと比較すると疑わしい点が。。
ということで、私の今手元にたまたまあった、本物のiPhone SEのパッケージの裏側のラベルと見比べてみよう(私自身が香港のApple Storeで買ったものなので、本物であることは100%お墨付きだ)。
- フォントがAppleっぽくない
特に256GBの文字のところなどは、明らかに下のiPhone SEに使われているものと違う、間の抜けた感じのフォントだ。 - 繁体字と簡体字が併記されている
基本的に、AppleのiPhone製品はこれまではっきりと香港版と中国大陸版の区別がされていて、香港版には繁体字、中国大陸版には簡体字が用いられ、同時に使用されることはなかった。それはiPhone SEのラベルを見れば明らかだろう。しかし今回のiPhone 7 Plusのラベルには、上の段が繁体字、真ん中が簡体字、そして下には英語と、繁体字と簡体字が同時に用いられている。今回から変わるのかもしれないが、Appleのこれまでのやり方からするとありえない感じがする。 - 右下の型番がHK?ZPではなくて?
今回公開されたiPhone 7 Plusのものとされるラベルには、右下に【HK826-02745−A】という型番のようなものが見える。しかしiPhone SEのラベル写真を見ると、そこは【ZP826-01839-A】となっている。基本的に、香港版のiPhoneにつく型番はこれまでは全てZPで統一されており、HKというコードは使われていなかった。iPhone 7シリーズからは使われるのかもしれないが、ちょっと狙っている感じがして変な感じがする。
ちなみに、Weiboの元の書き込みでも、コメントでフォントが違うなどのツッコミがされている。
記事は以上。
(記事情報元:Weibo)