アナリスト:AirPodsの収益は2020年に倍増、出荷台数は8500万台に達する?

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バーンスタイン(Bernstein)の著名なアナリスト、トニ・サッコナギ(Toni Sacconaghi)氏は、AirPodsが2020年に信じられないほどの速度で成長し続けるとの予測を掲載した新しい投資家向けメモを発表しました。

CNBCによると、サッコナギ氏は、Appleが2020年に150億米ドル(約1兆6415億円)前後の収益をもたらし、8500万台を出荷すると推定しています。もし2021年にも同じ成長率が続いた場合、AirPodsは「Appleの3番目に大きいビジネス」になるとサッコナギ氏は述べています。

ただし、サッコナギ氏は同時に2020年以降、AirPodsの成長が市場の飽和に達すると、比較的急速に成長率が低下する可能性があると指摘しています。つまりiPhoneやiPadに似た道を辿る可能性が高いということでしょう。

「AirPodsの非常に急激な採用曲線と、iPhoneのインストールベースの急速な飽和を考慮すると、2021年または22年までにAirPodsの収益成長が劇的に減速し、1桁の成長率に減少する可能性があります」とサッコナギ氏は詳細に記しています。

もちろん、Appleが定期的に新しい機能と改善を備えたAirPodsの更新モデルをリリースすることで、成長率の急激な低下を抑えることができるかもしれません。今後も長く現在の成長率で声調が続くことはまずあり得ませんが、Appleが顧客に半定期的なアップグレードを奨励する方法は、これまでのiPhoneやiPadを見てみると明らかにあります。ただし、AirPodsはAirPods Proでワイヤレスイヤフォンとしてはかなり完成した域に達したデバイスになっていて、今後はパーソナルヘルスケア或いはもっと違う機能を搭載しない限りブレイクスルーはないかもしれません。

AirPodsの今後の展開について、強気な予測スタンスをとるのはサッコナギ氏だけではありません。。Wedbushのアナリスト、ダン・アイブス(Dan Ives)氏は最近、Appleがブラックフライデーとサイバーマンデーの週末だけで300万台のAirPodsシリーズを販売したと推定しています。一方、アシムコは最近、AirPodsが間もなく四半期の収益で40億ドルに達し、2007年のピーク時にiPodが生み出した収益を上回ると述べています。

発売から暫く経ってもまだまだ在庫不足が続いているAirPods Proですが、先日マカオのApple Store、Apple Cotai Centralに行ったところ、ジーニアスからこっそり「AirPods Pro、在庫ありますよ。いります?」と聞かれたことを思い出しました。私は既に大陸版を手に入れて持っていたので、「ほら、もう持ってるよ」と出したところ、「すげー、貴方はかなりのAppleファンですね?」と聞いてきたので「僕はもう長年”果粉(中国語でAppleファン)”なんですよ」と答えました。

AirPods Proはここ数年で一番満足のいく、素晴らしいApple製品だと私は思っています。実に自然にノイズキャンセリング機能が働き、カナル式なので音質も問題なし。バッテリーも充電ケースを一緒に持ち歩けば切れることもありません。こんな完成度の高いものを出しちゃって大丈夫なのか?と心配になるほどです。これは間違いなく、とんでもなく売れて間違いない製品と思います。1年の収益150億ドル(1兆6000億円超え)とか、もうそれだけで大企業1つ分くらいですからね。。Appleの規模はとんでもないことになっているといわざるを得ません。おかげでAppleの株価は今でもうなぎ登りです。ティム・クック(Tim Cook)CEOはうまくやっていますね。

記事は以上です。

(記事情報元:CNBC via 9to5Mac

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