Apple、iOS 12.0.1のSHSH認証発行を停止。iOS 12.1以下への復元が不可能に

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iOS 12.1(iOS 12.1.0)のリリースを受け、Appleは昨日、iOS 12.0.1のSHSH認証を停止しました。これで、iPhone/iPad/iPod TouchのiOS 12.0.1(またはこれを含む以前のバージョン)へのアップグレード/ダウングレード/バージョン維持復元含む全ての復元が不可能となりました。

IPSW-death

iOS 12.1のリリースから28日目、随分長い間持った形に

AppleはiOS 12.1を10月31日にリリースしており、リリース後28日で前バージョンのiOS 12.0.1のSHSH認証発行を停止したことになります。いつも新しいiOSが出ると1週間〜2週間の間にSHSHの発行停止をするAppleとしてはこれは異例の遅さで、iOS 12.0.1がかなり長く持ったということがいえそうです。iOS 12.1は小数点1桁アップデートで、不具合や互換性の問題などが予測されたため、そのような措置になったのだということも考えられます。

AppleのiOSにとっては恒例行事

Appleはこれまで、基本的には最新のiOSバージョンをリリースすると、数日後に過去のiOSのSHSH認証発行を停止し、ユーザに最新のiOSにしかできないようにすることで、システムを最新版にすることを促しています。その理由は、より高いセキュリティ性能や最新機能を使って欲しいからだとされていますが、究極的には新しいデバイスを使って欲しいという商業的な目的があるのは言わずもがなです。

iOS 12.1が一般向けで唯一の復元可能なiOSに

ということで、現在iOS 12.1が唯一のiOS 12対応デバイス(64bitデバイス)が復元可能なiOSとなっています。なお、現在はデベロッパ向けにiOS 12.1.1のベータ版がリリースされていて、登録している人はこちらへのアップデートも可能ですが、ベータ版なので不具合も発生するため、注意が必要です。

脱獄をしている人にとってはまだiOS 12は脱獄できないため頭の痛い問題ですが、もう脱獄している人は少ないかもしれませんね。。

iOS 12.1の公式ファームウェア(OFW、IPSW)はこちら

各iOSデバイスのiOS公式ファームウェアは、こちらからダウンロードできます。iPhone/iPad/iPod Touch用にそれぞれわかれていて、全てのバージョンを網羅しています。最新ファームウェアを予めダウンロードしておき、iTunesで復元する際などにお役立てください。全てAppleの公式サーバへのリンクですので、ご安心ください。

記事は以上です。

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