当ブログでもお伝えしたとおり、最新の2018年10月アップデートを適用したWindows 10でiCloudが動作しなくなる問題で、Appleは本日、iCloud for Windows 7.8.1をリリースし、最新のWindows 10でも動作するようになりました。
問題はiCloud Ver.7.7.0.27と最新のWindows 10アップデートで発生
Windowsユーザが1つ前のバージョンのiCloud for Windows 7.7.0.27を、Windows 10 2018年10月ビルドバージョンにインストール(アップデート)すると、上の写真のような”iCloud WindowsはWindows 7、Windows 8、またはWindows 10(2018年4月アップデート)或いはその前のバージョンが必要”と表示され、使用できなくなっていました。
その原因は、iCloudによるシェアアルバムなどの写真の同期やその他の機能が使えなくなるという不具合があったことで、結果、Microsoftは互換性の問題という表示をすることでiCloudをブロックしていたのです。
その後、AppleとMicrosoftは共同でその改善にあたり、今回AppleからiCloud for Windows 7.8.1がリリースされ、その問題が解消されたということになります。
なお、iCloud for Windows 7.8.1の要求事項としては、Appleからは以下のように発表されています。
iCloud for Windows 7.8.1はMicrosoft Windows 7またはそれ以降のバージョン、Outlook 2007またはそれ以降のバージョンまたはiCloud.com(メール、連絡先、カレンダーの同期)、Internet Explorer 10またはそれ以降のバージョン、Firefox 30、またはそれ以降のバージョン、Google Chrome 28またはそれ以降のバージョン(ブックマークの同期)が必要です。
また、1つ前のiCloud for Windows 7.7の要求事項には、Windows 7からWindows 10 2018 10月アップデートまで、という項目が加えられていますが、いずれにせよ、最新バージョンのver.7.8.1ににアップデートするのが吉といえそうです。
ということで、11月19日に一斉に不具合の報道がされてから9日かかり、ちょっと長かった感じもしますが、これでWindows 10の最新パッチを適用して使っている方でも、ようやくiCloudの最新バージョンでiCloudが使用できるようになってめでたしめでたし、ですね。
私自身はWindows 10を使っていませんが、MacやiPhoneなどのバックアップにはiCloudが欠かせません。もしiCloudが暫く使えなくなったらと思うとぞっとしますね。他のバックアップ手段もある程度用意しておくといいかもしれません。私はDropboxも併用して使っています。
記事は以上です。
(記事情報元:9to5Mac)