海外のサイト「Tuaw」に、
エイプリルフールってことにしときたかったApple(アップル)の過去の6つの製品・サービスについて紹介している面白い記事があるのでご紹介。
会社というものは、その典型的な成功と共にその反対の失敗についてもよく記憶されてしまうものだ。。
そのことはAppleにも当てはまる。
当時は本当にその製品にがっかりしたものだったが、
今となってはクスッと笑えるエピソードに。。なってないか。。。
Appleとしてはあーあれね、あれはエイプリルフールのジョークでしたと言って逃げたいところじゃないだろうか。。
その1:iPod Shuffle (3rd gen)
本体側で何も操作できないってすっげーじゃん!!
いやー、何言ってんの?逆でしょ!!
もしイヤホンが対応してないと、音量の調節だってできないんだよこれ。
恐らく、これが史上最悪のiPodということになるだろう。
そう、これからも、ずっと。
その2:Pippin
Appleのお茶の間コンピューターの世界へのけったいな冒険、それがPippin(ピピン)だった。
同名のBandai(バンダイ)からリリースされたゲームコンソールは、
AppleのPippinプラットフォーム上で動いており、しかも何と599米ドルという値段で販売された。
当時ソニーのプレイステーションが半値くらいだったのに関わらずだ。
もうこれに関わる全ての言葉がジョークだった。
そしてもちろんあのスティーブ・ジョブズがAppleに復帰したときに、
このプログラムは真っ先にぶっつぶされたのだった。笑
その3:PowerCD
このでくの坊。
携帯音楽デバイスとしてはでかすぎて、しかも全くバッテリーが持たない。
コンピュータの周辺機器としては、でかくて扱いにくい。
ホームメディアプレイヤーとしては他のもっともっと安い製品で代用できた。
これは恐らくAppleのMacのデザイナー達が、
”おい、俺たちもCDプレイヤー作らなきゃいけないんだぜ!Ha!”
とかミーティング中に言っていて、
それをジョークだと受け取れなかったバカ野郎が、
それをプロジェクトリストのトップに据えてしまったからに違いない。。
その4:Apple USB Mouse
このホッケーのパックみたいな外観を見てよ。。
もういかにも最近のAppleの最悪のマウスだってわかるでしょ。
これが本当に扱いづらいんだ、小さすぎて、ちっとも人間工学に基づいて作ってなかった。
見た目はまあ結構よかった。
そして確かに”私を見て!”って感じだった。
iMacのブームは90年代の終わりに来たが、
その周辺機器については前のめりにばったり倒れて顔から着地してしまった感じだった。
その5:Ping
もしあのPingが4月1日に発表されていたとしたら、
たぶんApple史上最高のエイプリルフールのジョークとして語り継がれただろう。
僕の言ってること、想像できるかい?
まったく音楽だけに特化したSNSで、
そのアイデアに賛同して支援をしていたアーティストと、
それに頷いて頭をタテノリで振ってる奴らで構成されていたんだ。
今となってはあのPingそのものが本当に存在していたのかどうか、そのこと自体が疑わしい。
もしかしたら夢だったんちゃうんかと。
その6:iPod Hi-Fi
Appleのもう1つのホームオーディオの壮大な失敗作。
iPod Hi-Fiは非常にビッグな値札をつけて登場した。
なんと!349米ドルだ。
高品質のサウンドを売りにしていたが、
iPodを横にすると全く見かけ倒しの互換性を発揮、
そしてそれが強引な販売方法を生み出した。
またこのどっしりとしたスピーカーハウジングの上で、
iPodがちょこんと座って身動きがとれない感じになっているのが、
何とも言えない笑いを誘っていた。。
まとめ
ということで以上の6製品。
確かに「Tuaw」の記事では非常に辛辣な評価だが、どうだっただろうか?
確かに、成功の裏に失敗があり、失敗があるから成功が引き立つ。
どんな製品が成功するかなんて、出してみないとわからない。
とはいえ、確かにこれらは本当にジョークのようにしょうもなかったなあと思う。
Appleさん、ど、どうしちゃったの!?と感じて私は1つも使わなかったなあ。
iPod Hi-Fiは時々高級ホテルやリゾートホテルとかに備品として置いてあったりするけど、
今時30pinコネクタとかのiPod/iPhone使ってるような人って、
こういうところ泊まるかな?と思ったり。。
正に、エイプリルフールのジョークだったら良かったのにね、という感じだ。
iPhone5cも後からそう言われないといいけど。
もうエイプリルフール過ぎちゃったけど、まとめ部分はジョークだからね。
記事は以上。