Windows10も自動車に繋がる機能が搭載?新APIに車載デバイスに関するコードが発見される

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Windows_10_drive_mode

海外メディアの報道によると、デベロッパJustin Angelによる情報として、マイクロソフト(Microsoft)のWindows Phone 8.1とWindows 10 Mobileのテクニカルプレビュー版の中で面白いコードが見つかったといい、そのコードはマイクロソフトがモバイルデバイス用に開放した新しいAPIの中に発見されたという。

車載デバイスとモバイルデバイスを繋ぐAPIのコード、DrivingModeの文字も

そのうちの1項目の内容は非常に注目されるべきものであり、マイクロソフトがユーザに自動車の中に設置されている何らかの補助装置によってモバイルデバイスをコントロールするようになっているという。まるで、Android Autoのように。

以下が暴露されたコードだ。DrivingModeの文字も見える

Windows_10_New_API_code_drive_mode

マイクロソフトもカーコントロールシステムの基準を作っている?

前出のAndroid Autoを搭載した車載メインデバイスでは、GPSマップやナビ、音楽、SMS、電話とネット検索をコントロールすることができ、またタッチパネルやボタンコントロール式のディスプレイをサポートしている。セキュリティに配慮し、更に音声による指令など、手を使わない操作方式も実現している。

Justin Angelによれば、マイクロソフトのAPIも、車載補助デバイスがユーザのスマートフォン上のメディアファイルをコントロールしたり、SMSをサポートするなど、様々な操作が可能だという。

現在、Android Autoが採用しているのはOAA(Open Automotive Alliance)の基準で、恐らくマイクロソフトもそのような基準を作って他の会社に参加してもらうことで孤軍奮闘となるのを避けようとしている可能性がある。

Windowsで車を動かすのは不安がいっぱい。。そしてAppleも?

これはまだ先の話だが、今の車載デバイスでできるレベルのナビやSMSくらいならいいが、もし車載デバイスが自動車の走る・止まる・曲がるに影響しだすと怖いことになる。Windowsはウイルスが多く、つまり悪玉ハッカー・クラッカー達の標的になっているということだ。それが自動車業界にも持ち込まれ、Windowsがウイルスに感染し車ごと乗っ取られたとしたら想像するだけでも悪夢だ。
そこまでいかなくても、そのウイルス対策のために走っている途中にシステムアップデートがかかったりしたら。。車のエンジンをかけたり切ったりするたびにアップデートが来て、何もできなくなったら。。これもまた、悪夢としかいいようがない。

一方我らがAppleも、プロジェクトコードネーム”Titan”に数百人のスタッフを投入し、電気自動車や自動運転システムの開発に乗り出したことは当ブログの昨日の記事に書いた通り。もちろん、今後のiOSアップデートで車載デバイスコントロールシステムのCarPlayとの親和性も高くなっていくことだろう。
しかしAppleのシェアが高くなりブランドが強くなればなるほど、悲しいことにますます悪玉ハッカーの標的になる。Windowsと同じ問題を抱える可能性がある。
またそれよりも最近のAppleがおかしているソフトウェアの失敗が気になる。例えばマップアプリやSiri、iOS8やOS X Yosemite等のような、初期不良が沢山あっては困るのだ。車の操作に影響するものは単なるコンピュータや携帯電話と違って人命に関わる。ソフトウェアのミスでした、あとでアップデートで治します、では済まされない。

記事は以上。

(出典元:WeiPhone

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