このブログを読んでいる人の殆どは、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)がApple(アップル)というテクノロジー会社の巨頭の会社を作り上げたことを知っている。しかしジョブズはもちろん生まれながらにしてAppleのCEOではなかった。リード大学を中退した後、ジョブズはまずアタリの技術者として就職しているのは有名な話だろう。
最近アタリの創始者ノーラン・ブッシュネル(Nolan Bushnell)がネット上で「なぜあなたはアタリでスティーブ・ジョブズを夜勤として雇ったのですか、もしかしてジョブズの身体から変な匂いがしたからですか?」と質問を受けた。
ブッシュネルは直接その問題には答えず、「私はジョブズとウォズ(後にスティーブ・ジョブズと一緒にAppleを創設する共同創始者のスティーブ・ウォズニアック/Steve Wozniak)が親友だというのを知っていて、ウォズは昼はヒューレット・パッカード(hp)で働いていたんだ。もしジョブズを夜勤にしたら、”ふたりのスティーブ”を僕のために働かせることができるだろう?これって結構いい計画だと思わないかい?」と答えたという。
ノーラン・ブッシュネルは本来はジョブズやウォズと共に一緒にAppleを創設する機会があった(共同創始者になる可能性もあった)が、彼自身がそのチャンスを拒絶してしまった。
またある人がブッシュネルに、「あなたがAppleの三分の一の株を拒絶してしまったことを、今となっては後悔していませんか?」と聞いたところ、ブッシュネルは「あなただったらどう思いますか?Appleの3分の1の株が、たったの5万ドルだったら?私は当然後悔しているよ!」と答えたという。
もしブッシュネルがAppleの3分の1の株を持っていたとしたら。。その価値は今では数十億米ドル(数兆円)になっていた。
ブッシュネルは非常に惜しいことをしたことになる。
やはりスティーブ・ジョブズの周りには面白いエピソードが多い。また何か発見したらこのブログでもお知らせしていきたいと思う。
記事は以上。