4G

旧正月明けの深圳華強北、4Gの表示が目立つように世界最大の電子機器市場、中国広東省深圳市の華強北市場。旧正月明けに戻ってみたら、旧正月前よりも4Gの表示が目立つようになってきた。ということで旧正月前にリリースされた中国移動の4Gについては過去の記事にまとめたが、それ以外のキャリアの4Gの状況について現状を少しまとめてみたいと思う。中国聯通（チャイナユニコム）の4G状況中国で最も早くiPhoneを扱い始め、3Gとしては最も高性能な携帯電話キャリア「中国聯通（チャイナユニコム）」。中国移動に先にTD-LTEの4Gを始められて霞んでいる印象もあるが、旧正月明けの深圳華強北では中国聯通4Gという表示が目立つようになってきた。オフィシャルサイトによると、どうやら3Gネットワークを高速化して42Mbpsを達成し、4Gと名乗って販売しているようだ。そして今後はTD-LTEやFDD-LTE（150Mbps）を導入するとしている。■中国聯通4Gサイト■中国聯通版iPhone5s販売サイトちなみに私の手元の香港版i […]

中国昨年2013年11月から始まった、4G LTE（TD-LTE）サービス。中国移動がその口火を切ったわけだが、その4G LTEを使うとiPhoneのmap等で位置情報が使えなくなるという現象があり、私もその現象をすぐに発見した。その原因を中国のハッカー集団で中国移動と特殊な関係を持つChinasnow（中国超雪）が、公式サイトの記事で解説しているので、翻訳してみたいと思う。「iPhone5S/5Cが移動4G LTEユーザーが位置情報が使えなくなる原因の詳細解説」まずは基地局による位置情報取得の原理について確認しよう。もし携帯にGoogle Mobile Mapsをインストールされているなら、GPRS/Edge/3Gに接続できさえすれば、携帯電話そのものにGPS機能が備わっていなくても、携帯の位置がわかるようになっているが、ただし精度はそれほど正確ではないことに気づくはずだ。これはGoogle Mapsが使用している位置情報取得方法、即ち基地局による位置情報取得法だ。まずこの原理を解説する前に、 […]

2013年9月、中国で初めて世界一番早くiPhoneの新機種（iPhone5s/5c）が販売された。そして2013年11月より中国国内の最大キャリア中国移動によって4G（TD-LTE）がサービス開始、更に2014年1月17日からは正式に中国移動がiPhone5s/5cが販売開始され、携帯電波状況については他国に後れをとっていた中国大陸も、一気にiPhoneで4Gを使う環境が整ってきたことになる。そんなわけで先日中国携帯電話キャリアの解説とSIMフリーiPhoneの対応状況まとめ記事を執筆した。その後Appleより一部地域で販売されたiPhone5s/5c（中国版含む）向けにiOS7.0.5がリリースされたが、その目的は主に中国移動4G TD-LTEへのキャリア設定の対応であった。しかし中国で最も早く販売したキャリア中国聯通（チャイナユニコム・China Unicom）版や、過去Apple Storeで販売されたiPhone5s(A1528)/iPhone5c(A1516)にて、今でも中国移動4G […]

Appleより、iOS7.0.5が本日未明にリリースされた。バージョン番号は11B601で、iOS7.0.4のリリースから2ヶ月強の時間が経過している。ただし今回の更新は一部のiPhone5s/5c用のバグの修正に留まり、ファームウェアのサイズはiPhone5s用は1419.14MB、iPhone5c用は1271.52MBとなっている。アップルによるiOS7.0.5のアップデート内容説明によると、iOS7.0.5は中国版iPhone5sとiPhone5cの一部の機種にのみ適用され、ネットワーク設定ファイルの修正及びいくつかのバグの修正（FaceTimeのバグ等）に留まっている。上の文言ではCorrects（修正）となっているが、実はこのアップデートは、1月17日にiPhone5sとiPhone5cを正式販売開始した、7億6千万人を超えるユーザーを抱える中国最大のキャリアにして世界最大のキャリア、中国移動（China Mobile チャイナモバイル）の4G TD-LTEへの対応だ。バグではなく、わ […]

世界最大のキャリア、中国移動（China Mobile、チャイナモバイル）から、1月17日にいよいよ中国移動4G「和」対応のiPhone5s(A1518)とiPhone5cが販売される。気になるのがその料金体系だが、ようやく全国統一価格が明らかになった。本体価格についてはまだ不明だが、2年縛り契約をしたときの通話料や通信料は以下の通りだ。【通話パッケージ「4G飛享套餐」】・月額138元コース：データ600MB 通話500分・月額238元コース：データ1GB 通話1,000分・月額338元コース：データ2GB 通話2,000分※いずれも着信無料、着信番号通知あり※データ超過部分は0.29元/MB、10元100MBのデータ追加も提供※通話超過部分は0.19元/分※テザリング（パーソナルホットスポット）機能提供、4台まで。以降1台超過毎に10元追加徴収【データパッケージ「4G上網流量」】・月額50元コース：600MB・月額70元コース：1GB・月額100元コース：2GB・月額130元コース：3GB・月 […]

世界最大のキャリア、中国移動（China Mobile）の4Gが正式サービスを始め、iPhone5sとiPhone5cの販売も1月17日と決定され、とうとう販売まで秒読みとなってきた。既に香港版や大陸版（Apple Store/中国聯通China Unicom版）のiPhone5s/5cは、2014/1/12にキャリアアップデートにより中国移動の4G TD-LTEや3G TD-SCDMAを掴めるようになったことは、当ブログの過去記事にてお知らせしたとおりだが、中国移動のiPhone5s/5cは当然デフォルトでキャリア設定が入っているに違いない。また以前当ブログ過去記事で中国移動版のiPhone5sのモデル番号は香港版と同様A1530という誤報を流してしまったが（申し訳ない）、実は今回のリーク写真によって中国移動版のiPhone5sはA1518であることが判明した。元ネタは中国のニュースサイト、WeiPhoneの記事（中国語）。以下がリークした写真だ。■山積みされ出荷を待つ中国移動版iPhone5 […]

中国の三大キャリアのうちの一つ、チャイナユニコム(中国聯通, China Unicom)も近日中に4Gサービスを始めることが分かった。詳細はチャイナユニコム公式4G専用ページ参照。今わかる情報をまとめてみると。。・LTEの方式は中国移動と同様TD-LTE・ネットスピードは42Mbps・将来的にFDD-LTE導入を明言・iPhone5s/5c正式対応・電話番号を変えずに4Gカードに変更可能・開始時期について言及なし(もう始まっている？)チャイナユニコムは3GがWCDMAで、中国移動のTD-SCDMAと比べ圧倒的にパフォーマンスが良く電波カバー範囲も広いので、新たに4Gを契約する人や、すでにユニコムを使っている人は、中国移動よりもチャイナユニコムを使うことをお勧めしたい。とはいえ肝心の4Gの速度については私も試しておらず未知数なのだが、中国移動よりもユーザが少ないので快適になる可能性がある。iPhone5sや5cのチャイナユニコムのTD-LTE対応については、恐らく中国移動と同様次回のiOSアップデ […]

香港版iPhone5s/5cで中国移動4G/3Gを使用可能にする新しいSIMが登場した。 その名も「Heicard 3G4G」。 ・外観はこんな感じ 開発元はSIMロック解除アダプタ「heicard」や、 LTEロック解除アダプタ「iSafari」の開発もしているChinaSnow（中国超雪）。 以前ブログで紹介したSIM下駄iSafariでもできるが、 手順が複雑な上に、LTEがロック解除されたのかどうかを目で確認することができなかった。 また従来のheicardと同様SIMに貼り付けるタイプなので、 SIMトレイに入れるのが面倒くさかったり、 うっかり曲げたりするとすぐに断線して使い物にならなくなったりしていた。 今回の「heicard 3G4G」カードはソリッドなnano SIMで、 そのままトレイに入れて使える上に、 クラックが完了すると完了表示が出るのでわかりやすい。 メリットをまとめると以下の通り。 【「Heicard 3G4G」のメリット】 ・ソリッド基板のSIMのため、壊れにくく […]

昨日当ブログの記事で紹介した、iPhone5s/5cの香港版/大陸版の4G TD-LTE/3G TD-SCDMA/2G GSMの強制固定/切替ツール「中国移動LTE助手」。12月18日から正式に始まった中国移動の4G TD-LTEだが、通話の際に2G/3Gに切り替わってしまい、LTEへの復旧が非常に遅くなってしまったりする。更に通常使用時でも4G TD-LTEの電波が弱いと勝手に2G/3Gに切り替わってしまうこともあったりする。4Gプランだと2G/3Gとは別に4Gのみのパケット通信に一定量のパケットが振り分けられていることもあり、余計な2G/3Gパケットを使ってしまい課金されることも考えられる。ということでこのようなツールが便利に使えるわけだ。開発元はChinasn0w（中国超雪）。TD-LTEロック解除アダプタ（SIM下駄）の「iSafari」及びSIMロック解除アダプタ「heicard」の開発元と同じ会社だ。※実は中国超雪は中国移動ととあるプロジェクトで業務提携を結んでいるため、iSafar […]

中国国内メディアWeiPhoneの記事（中国語）によると、Appleは将来的にファームウェアのアップデートによって、これまで販売されたiPhone5s/5cを中国移動（ChinaMobile、チャイナモバイル）の4G TD-LTEを掴めるようにし、当ブログ記事で紹介しているようなクラックによるLTEロック解除は必要がなくなるという。現在既に販売されているiPhone5s/5cはハードウェア的にTD-LTEをカバーしていることは明らかだ。更にこれから販売される中国移動版及び香港版iPhone5s/5c（モデル番号はA1530/A1529）は、同時に中国移動の3GであるTD-SCDMA方式もハードウェア的にサポートしていることも判明している。もちろん香港版以外でも、大陸（中国聯通＝China Unicom、チャイナユニコム）版のiPhone5s/5cも、中国移動の4G LTEをサポートしていることも判明している。内部情報によると、Appleは将来のiOSファームウェアのアップデートの中に、中国移動の […]

中国で始まった中国移動4G LTEサービス。香港版iPhone5s/5cでもiSafariというSIM下駄を使ってクラックすれば、中国移動の4G LTEを掴むことは当ブログ記事でも紹介したとおり。しかし4G LTEの世界的な仕様として、通話の際は2G/3Gに切り替わってしまうのは周知の通りと思うが（日本でもそう）、特に中国移動のネットワークでは2G/3Gに切り替わった後、LTEに戻るまでに非常に時間がかかる問題や、3G環境下で通話をした場合通話品質がよくないという問題があった。それらを解決するアプリが、上記のiSafariやSIMロック解除アダプタheicardの開発元のハッカー集団「ChinaSn0w（中国超雪）」から近日中にリリースされるという情報が入ったのでご案内。名前は「中国移動LTE助手（中国移动LTE助手）」。まだダウンロードの手段などは明らかにされていないが（恐らく脱獄アプリ）、画面上でボタン一つで2G/3G/4G LTEのネットワーク切替ができて非常に便利だ。他のキャリア、例えば […]

小龍茶館のMac・iPhone連携外国レアものガジェット紹介。今回はUSBモデム形状のモバイルルーター「Alcatel ONE TOUCH LINK W800」。USB接続で使用するタイプで、対応OSはMac OS X 10.5-10.8、Windows XP SP2以上、Vista、7、8。USB出力付きの外部バッテリーに差せば、モバイルルーターとして使うことも可能だ。下の方のリンクにある小龍茶館オススメ製品の中にある、Cheeroのモバイルバッテリーと共用がベストかと。そしてもちろん4G LTE対応のSIMフリー。LTE 1800/2600MHz、W-CDMA 900/2100MHz、GSM 850/900/1800/1900MHz対応のため、世界的に使用することができて便利。ということで、これも世界を飛び回るビジネスマンに。

世界最大のキャリア・中国移動（China Mobile、チャイナモバイル）がとうとう本日、公式サイト上にて、中国移動とAppleは成長期協議に同意し、中国移動は2014円1月17日に正式に中国移動の4G（TD-LTE）と3G（TD-SCDMA）に対応したiPhoneを販売開始する。またiPhone5sとiPhone5cの予約を2013年12月25日のクリスマスの日から開始するとのこと。1月17日には中国移動版iPhone5s/5cが中国大陸版のネット上でのAppleStore及び小売店にて販売されるという。世界最大のキャリアとして、中国移動は7.6億を超えるユーザを抱えている。以前アナリストの分析によると、Appleは中国移動と手を組むことで2014年で2000万台のiPhoneを追加で売るという予測がされている。また最新のデータによると、中国移動はまだ正式にiPhoneを販売していないにも関わらず、中国移動のSIMでiPhoneを使っている人は4500万名にものぼるという。まだ現在は中国移動版 […]

昨日の記事で書いたとおり、12月18日に中国で4G LTEのサービスが正式スタートしたものの、唯一4G LTEサービスを開始している中国移動は、まだAppleとのiPhone5s/5cの販売契約が合意に至っておらず、正式に開始されていない。しかしそんな中、中国移動の地方子会社である北京移動が「スター携帯」として暗にiPhone5sの予約受付を開始した後、今度は浙江移動が「iPhone5s」の名前をはっきりと出してiPhone5sの予約受付を開始している。ここが浙江移動オフィシャルサイトのiPhone5s予約画面。完全なるフライングだが、これが許されるのも中国の商文化というかなんというか。。完全に個々の業績重視なのだろう。全国の中国移動でのガイドライン（罰則）がないのも原因なのだろう。予約の概要は以下の通り。・予約受付期間：2013年12月18日〜2013年12月31日・予約時に氏名、身分証番号、携帯番号、連絡先などの情報を提出すべし。・予約成功後、携帯電話番号をちゃんと活かしておくこと。携帯経由 […]

このブログでも度々記事にしている、中国移動による4G LTEのサービス開始。中国工信部も12月18日より正式に各キャリアに対して4G免許を発行し、中国もようやく正式に4G通信時代に入った。中国三大キャリアのうち、最初に4Gサービスを開始したのは世界最大のキャリア中国移動だが、唯一iPhoneを扱っていなかったのも中国移動だった。以前は様々なアナリストから、正式サービス開始の12月18日から中国移動版iPhone5s/5cの販売が開始されるという説が多かったのだが、結果としてはまだ販売が開始されていない。まだAppleと中国移動の販売契約が正式に締結されていないのが原因のようだ。以前の記事でもお伝えしたように、既に北京移動ではフライング気味にiPhone5sの予約受付を表現を変えつつ始めていることもあり、メディアの報道では今週か来週には、、といわれているが、確実かどうかはわからない。なお、このブログへのコメントで、香港版iPhone5sでiSafariによるクラックをせずにそのまま中国移動のTD- […]