Siriで緊急電話がかけられるのは”隠しコマンド”ではなかった!Appleが修正

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2日ほど前に、Siriにとある指示を入れると緊急電話をかけてしまうというニュースがあり、これは“隠しコマンド”なのではないかと騒がれたが、実はこれはユーザによる誤解で、Appleによればバグの一種で、隠し機能でも何でもないという。

このバグはiPhoneユーザによって発見された。その内容はSiriに向かって“Siri charge my phone 100 percent”のような指示を出すと、SiriはiPhoneに緊急電話をかけるというものだ。しかもユーザは5秒以内に取り消さないと、本当に100番に緊急電話がかけられてしまうという(ちなみに100番は米国での110番。ちなみに100パーセントのところを911パーセントなどにすると911にかけるという仕組み)。

そしてユーザはこれはAppleによるSiriの隠しコマンドだと考え、それによってもし緊急の際でも救急電話がかけられ、しかも他の人に発見されないととらえていた。

Siri_emergency_call
“隠しコマンド”の証拠画像

しかし最新の報道によれば、それはユーザによる”ひとりよがり”な考えだったようだ。Appleはこの問題について既に修復を行い、もし同じような指示を出しても、「すみません、私はお役に立てません」または「私の能力の範囲を超えています」という回答になるという。

しかしこの”隠しコマンド”をなくすことで、発見したユーザや隠しコマンドと信じていた人達はちょっとがっかりしたのではないだろうか

画蛇添足 One more thing…

記事更新現在、日本語のSiriで、「iPhoneに100%充電して」というと、「Apple製品のことなら、AppleのWebサイトにおまかせください」と責任転嫁?される。笑

Siri_emergency_call_Japanese_NG

バグの修正はありがたいが、このような面白いバグはユーモアのために残しておいてもよかったんじゃないかと思ったりする。Appleは生真面目になってしまったなあ。

記事は以上。

(記事情報元:cnBeta

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