Appleは本日、1つ前のiOSバージョンiOS 12.2のSHSH認証の発行を終了しました。これによって、64ビット機種(iPhoneではiPhone 5s以降)はiOS 12.3以外への復元・ダウングレード・アップグレードが不可能となりました。
Appleは通常、iOSの最新版がリリースされた後は通常2週間程度で以前のバージョンのSHSH認証の発行を終了するのですが、今回はiOS 12.2がかなり長い時間もったこと、またiOS 12.3にはかなり多くの致命的な脆弱性をパッチするセキュリティアップデートが施されていたこともあってか(AppleのiOS 12.3セキュリティアップデート詳細情報参照)、iOS 12.3リリースから9日間という短い猶予期間をもってiOS 12.2への復元をできなくしたと思われます。
ちなみにiOS 12.2以下のiOSで復元するにはiTunesによるIPSWファイルでの復元が必要となりますが、復元しようとするとその後の検証ではじかれ、エラーメッセージが出るようになって復元できなくなります(SHSH認証が取得できないため)。
iOSはともかく最新版にしておくことをお勧めします。特に上記の通り、iOS 12.3ではかなり多くの致命的なセキュリティ上の欠陥がパッチされていますので、アップグレードして適用することをお勧めします。かつて当ブログでも紹介していた脱獄(ジェイルブレイク)をしたい人はステイ、ですけども。。脱獄もますます難しくなるのではないかと思います。
記事は以上です。
(記事情報元:AppleInsider)
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