Appleの3月26日スペシャルイベント”It’s show time.”発表内容まとめ

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Appleが日本時間3月26日未明に開催したスペシャルイベント「It’s Show Time」。発表された内容をまとめてみると、以下の通りです。

Apple News +

ニュースだけではなく、300もの雑誌などを1つのアプリで。キュレーターによるお勧めやユーザ毎のお勧め「FOR YOU」も。月額9.99ドル。デジタルのみの雑誌もあり。本日から米国とカナダで提供開始。オーストラリアで年内に開始。

Apple Card

Appleによるクレジットカード。Walletが進化して、利用明細や収支などを管理可能に。毎日2%のキャッシュバックもあり(Appleのものを買った場合は3%)。カード番号なし。チタンカードも別途注文可能。米国で今夏から利用開始。日本や中国はまだまだ先か?

カードはゴールドマンサックスがサポートする金融機関のみ。

Apple Arcade

ゲームのサブスクリプションサービス。100以上の最新ゲームをダウンロードして、オフラインでプレイ可能に。iPhone/iPad/Mac/Apple TVでプレイ可能。家族で共有可能に。今週150以上の国と地域で使用可能に。

Apple TV Channels

HBOやケーブルテレビなどを1つのアプリにまとめて見ることができる。アプリ内で個別に契約可能。ユーザ別おすすめ「FOR YOU」も。Siriで横断検索も。各メーカーのスマートテレビやROKU、Fire TVなどでも使用可能に。5月にiPhone/iPad/Apple TVなどのソフトウェア・アップデートで提供。100以上の国で提供。

Apple TV +

今日のメインイベント、という感じ。前々から噂されていた、ストリーミング動画配信サービス。ドラマ、ドキュメンタリー、子供番組などの、Appleのオリジナルコンテンツを配信。今秋登場。Apple TVアプリケーション限定、ということでApple TVを売りたいのでしょう。

まとめ

特に最後のApple TV +については、本当に新たなメディアを作っていくという挑戦の発表になりました。登場していた人物は皆米国では有名な人物で(セサミストリートはじめ。。)、民主党の色が強いということもあったようです。いよいよ、Appleも反トランプ・リベラルな政治色も見せ始めたというところがあるかもしれません。アメリカでは、芸能人や企業が政治色を持つことはタブーではなく、確かにちょっとかっこよかったです。

とはいえ、正直オリジナルコンテンツがどのくらい見応えがあるかについては、今後のApple TV +のサービス次第となります。もともとあんまり売れていないApple TVのハードウェアで、そこまでお金をかけたサービスを提供して、みんなが買うでしょうか?Netflixを取り込めなかったのは痛かったですね。私だったら、どんなプラットフォームでも見られるNetflixを見てしまうかもしれません。。VPNサービス維持のために、私も会員になっていますからね。しかし残念ながら、個人的にはあまり時間がなくて、ゆっくり映画やドラマなどの映像作品を楽しんでいられないのです。ましてや、テレビというハードウェアでしか見られないなら尚更です。

今回Appleからは一切ハードウェアの発表はなく、サービスの内容の発表に終始しました。ハードウェアを楽しみにしていた人にとってはがっかりでしたが、MacWebCasterで出ていたように、ソフトバンクがいきなり吉本興業のような仕事を始めたようなもので、Appleが新しい分野に飛び出た!という発表になったわけですね。最後に出てきたオプラ・ウィンフリーが日本で例えれば美輪明宏さんという例えはなかなかうまいと思いました(ちなみに美輪明宏さんは私が以前渋谷パルコパート1でやっていたこのブログと同名の広東料理のお店「小龍茶館」がお気に入りで何度もいらしていただきました)。ハードは出なかったのにバードが出たよ!

あ、iOS 12.2がリリースされましたね。

記事は以上です。

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