iPhone Xや8シリーズで発生する、フリーズやバッテリー充電不能等問題の解決方法

Appleが、モバイルOSの最新版、iOS 11.4とiOS 11.4.1のiPhoneで発生する3つの問題について、解決方法を代理店（プレミアムリセラー）に通知しました。

上記の通知によると、iOS 11.4またはiOS 11.4.1を搭載したiPhone X、iPhone 8/8 Plusで、電話やFacebook MessengerやSkype、LINE、WeChatなどで電話がかかってきた時に、電話アプリが反応しなくなったり黒い画面になってしまう問題や、アプリを切り替えた時にバックグラウンドのシステムが止まってしまう問題、そしてバッテリーを80〜90％に充電した後それ以上充電できない問題があるとされています。

そしてAppleはこれらの問題はハードウェア・デバイスの問題ではなく、ソフトウェアの問題のため、代理店からの端末交換要求には応じられないとし、解決方法を以下のように紹介しています。

1. 電話などがかかってきた時に、反応しなくなる問題：デバイスを強制再起動することで解決可能。またはiOS 12 Beta 5にアップデートすることでも回避可能。
2. アプリを切り替えた時にバックグラウンドのシステムが止まる：サードパーティのアプリのクラッシュは、再起動または強制再起動で解決可能。
3. 80〜90％充電するとそれ以上充電できない問題：まずはバッテリーを自動的に電源がオフになるまで使い切り、そして充電をする。充電中はデバイスは使わない。満充電になったところで電源を入れると、iPhoneはバッテリーの使用状況データをリセットするので、この問題を解決可能。

iOS 11はリリース直後から問題が多く、多くのユーザから苦情が寄せられているようです。ただ、iOS 12が来月にはリリースされるものとみられ、Appleはもうこれ以上iOS 11をアップデートしない可能性があります。iOS 12では安定性の向上が図られているということなので、上記の問題が全て解決されるとよいのですが。。

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