iPhone Xの「Face IDで注視が必要」機能をオフにすると本当に危険かも

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Appleの新型iPhone【iPhone X】は、顔認証システムのFace IDが目玉機能となっていますが、このFace ID、デフォルトでは注視をしないと認識しないようになっています。

FaceID_iPhoneX_Phil-Schiller

ところが、設定アプリ>Face IDとパスコードで、「Face IDで注視が必要」というオプションをオフにすると、注視をしなくても認識するようになります。これは認識がかなり速くなるので便利かもしれませんが、逆に危険かもしれません。

というのも、寝ている間でも他人にロック解除される危険性があるためです。これでiPhone Xの中身は閲覧し放題になってしまいます。

また、Face IDを使った支払い。。例えばApple Payや、その他中国ではWeChat Pay(微信支付、Tenpay)やAlipay(支付宝)などを使って、寝ている状態でも顔認証で支払ができてしまうため、かなり危険といえます。もちろん支払った後に支払履歴で足が着くことになりますが、消されてしまうとなかなか追いかけるのは難しくなります。

Twitterでちょっと話題になっている動画があります。中国で、WeChat Payで支払までできてしまっています。これでできることが証明されてしまっていますね。

なお、私自身も協力者のおかげで、自分のiPhone Xで上の動画と同様のことができることも検証して確認しました。

特に所帯を持った人は、配偶者に注意が必要かもしれません。。笑

ということで、もし頻繁にサングラスをかける人でもない限りは、「Face IDで注視が必要」はオンにしておいた方がよさそうです。オフにすると、iOS上でも警告も出ますしね。

あ、ちなみにiPhone XのFace IDでは、もちろん化粧してもしていなくても認識します。

記事は以上です。

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