iPhone 6登場以来、3年間も大きな外観デザインの変更が見られないiPhone。消費者もそろそろそのデザインにはさすがに飽きが来ており、数年間溜まってきた感情は今年一気に爆発しそうだ。マーケティングリサーチ会社のLoup Venturesが発表した最新データで、消費者の次世代iPhone【iPhone 8(またはiPhone Editionとも)】の購買意欲が非常に高いことがわかった。この会社はアメリカでアンケートをとった結果、23%の既存のiPhoneユーザが【iPhone 8】を購入したという意向を示したという。
確率的にみればそれほど高くないように見えるが、去年に行われた同様のiPhone 7購入意向調査に比べるとその数字は上回っている。去年はたった15%で、しかもiPhone 7リリース2ヶ月前の7月に行われたアンケートにもかかわらずだ。
iPhone 7が史上最多の販売台数を記録したことを考えれば、iPhone 8はiPhone 7より更に期待されているということは、その記録を塗り替える可能性もあると言うことだ。
多くのテック系に限らないニュースサイトで、次世代【iPhone 8】にはベゼルレスの有機ELディスプレイの搭載が伝えられ、またガラス素材による新デザインのボディと、AR(拡張現実)機能の追加、そして物理ホームボタンの廃止とワイヤレス充電機能やスピード充電機能が追加されるという噂が伝えられている。もし外観デザイン上でiPhone 8に大幅な変更が加えられれば、iPhone 8はiPhone 7に比べてその訴求力が高まるのは間違いないだろう。以前アナリストが、Appleはサプライチェーンに発売後の一四半期で4500〜6000万台のiPhone 8を製造できるよう要求したという情報を出したこともある。
Appleによる「iPhone発売10周年記念アニバーサリーモデル」という光の輪を冠しただけでも【iPhone 8】は多くの人の注目を集めるのは間違いないが、ただ今年Appleは他のメーカーとの更に激化する競争に巻き込まれている。以前からのライバルのサムスン(SAMSUNG)が失速気味ではあるが、その後ろからは中国国産メーカーのスマートフォンが世界的に爆発的に普及する兆しを見せている。
Appleは【iPhone 8】でまた業界にイノベーションを起こすことができるだろうか?
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(記事情報元:Investor’s Business Daily News)