iPhone 12 Pro Maxでもしっかり固定!車載Magsafe充電器レビュー(中国Taobaoで購入)

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先月私と妻のiPhoneを2年ぶりに新調してiPhone 12 Proシリーズ2台となり、せっかくMagsafeになったんだから、というわけで自分の家の充電環境もできるだけMagSafeに統一しています。そして家もMagsafeなら車でも、ということで自家用車のLEXUS ES(2018年モデル)の車載スマートフォン充電器も変更しよう、ということで変更してみたのでご報告です。久々のガジェット紹介ですね。

なお中国に住んでいるのでLEXUS(レクサス)ESも中国仕様(左ハンドル)、そして購入は中国最大にして世界最大のECサイト、Taobao(タオバオ、淘宝)から購入していますが、今やAliExpressもありますので、よろしければ日本にいらっしゃる方も参考にしてみてください。

今回購入したのは2つ。結局2つとも採用して使っていますが、なぜ2つ買ったのかについては後ほど説明します。

1つ目は、LEXUS専用と謳っている車載スマートフォン充電器。こちらは特にMagsafe対応ではなく、Qi対応ですが、LEXUS専用を謳っているだけあって、ES専用の固定金具があるのが特徴です。そしてなんといっても見た目がいい!LEXUS ESの内装との兼ね合いもあって、黒を選びました。お値段は178元、約2,834円。Taobao製品の中ではそんなに安くはないですが、あまりに安いものは電源周りだと怖いので、こちらにしました。LEDで光るLEXUSロゴや(いいのか?)上部にもLEDもついていて雰囲気もなんだかよさそうです。そしてこの充電器のいいところは、中にコンデンサが入っていて、車のエンジンを切って給電がない状況でも、暫くは開閉ができるということです。これまでのはコンデンサがなかったので、車のエンジンを切った後にスマートフォンを取り外そうとすると無理矢理外すことになって、よくなかったのでした。

2つ目は、本命のMagsafe車載iPhone充電器。まさにiPhone 12のために作られた車載充電器です。色はもちろん黒を選びました。購入価格は128元(約2,037円)。

なぜ2つ買ったのかというと、2つ目のMagsafe充電器のダッシュボードへの固定が不安だったからです。基本的に冷暖房の風の吹き出し口の、フィンのところに取り付けるのですが、LEXUS ESの場合はちょっと特殊な形状になっていて、他のものでは取り付けにくいという情報が出ていたからです。そこで、専用金具付のものを買っておいて、それにMagsafe充電器を取り付ければいいんじゃないかと考えたのです。

というわけで事前に2つの製品の販売者と連絡を取り、詳細を確認。1つ目のところはLEXUS ESに取り付けられる?と聞いたら「できるよ!」と即答。しかしよくよく聞いてみると、どんな吹き出し口にも対応するという意味で、確実にLEXUS ESに100%対応するというわけではなさそうです(中国人は商売のためならそのような憶測で自信たっぷりに話すことがあるので要詳細確認です)。というわけで、100%の自信が持てないので、専用金具を使っている1つ目を購入しようと考えたのです。しかも、見た目もいいですしね。

もう1つ確認したのは、充電器本体部分と固定具との接続部分の仕様。両方とも標準のφ17mmの球体によるもの、ということで、それぞれの固定金具に対して標準仕様のφ17mm球体接続の充電器であれば何でも付け替えることができるというので、もし2つ目についている取付具で取付が失敗したら、専用取付具の方につければいい、という算段です。

さて、ほぼTaobaoで同時に注文して1日違いで届きました(翌日と翌々日)。さっそく両方取付をしてみました。その結果。。

▼届いた車載Magsafe充電器のセット一式。吸盤とアーム付の固定具はいらないかった。。そして充電器本体の表面加工(仕上げ)はお世辞にも綺麗とはいえないです。が、基本的にはiPhone 12を常につけて使うので、外観は全く気になりません。そういうところで中国はうまく手を抜いているなと思います。日本のメーカーが作ったら表面の仕上げはこうはならないと思いますが、値段が倍以上になるでしょうね。

LEXUS ES専用固定具付の車載スマートフォン充電器の固定具は当然のことながら、車載Magsafe充電器の固定具の方も吹き出し口にしっかりと固定することができてしまいました!

▼運転席から見た2つの充電器の位置。特に前屈みにならなくてもスマートフォンに指が届くのがいい感じです。

▼iPhone 12 Pro Maxを取り付けてみたところ。視線に対して少しハンドルが邪魔な感じもしますね。こちらは吹き出し口につけているので左右の調整は可能なのですが、右側の充電器と当たるのが嫌なのと、ただでさえ右側の充電器の下になってしまっているエアコン調整用ボタンが押しにくくなるのが嫌なので、たぶんここがベストの位置です。

▼横から見た取付部分がよくわかると思われる画像です。手前側の充電器についていたLEXUS ES専用取付具はよくできていると思います。パチッとはまります(実際は結構力が必要で、逆にいうと脱落する心配がなく安心です)。横にすることもできるので、隠れてしまったボタンも押すことができます。ハザードランプのみ、ちょっと押しにくくなりましたが、中国では高速道路で急に渋滞が発生したとき以外はハザードランプは殆ど使わないのでいいかなと思います。

▼iPhone 12 Pro MaxにはこれもTaobaoで買った38.99元(約600円)のMagSafe対応透明シリコンケースをつけてますが、ガッチリとホールドできています。

▼別の角度から。ちなみに充電器への給電はそれぞれ付属していたUSB-A to USB-Cケーブルで行っていますが、LEXUS ESの充電ポートの電力が足りないからか、iPhone 12 Pro側でMagsafe充電表示は出ず、Qi仕様の7.5W給電になっている可能性があります。それがちょっと残念です。

▼こちらも別の角度から。ちなみにiPhone 12 Pro Maxが被写体となっている写真はHUAWEI P30 Proで撮影して、それ以外はiPhone 12 Pro Maxで撮影していますが、やはり画質はiPhone 12 Pro Maxの勝ちですね。ディテールがよく出ています。

今回は転ばぬ先の杖、石橋を叩いて渡る、という中国の鉄則を律儀に実行して2つ買ってしまったばかりに、羮に懲りて膾を吹くというか、杞憂に終わった感じです。正直余分な出費だったと言えなくもありません。でも、失敗したらがっかりですし、自分はiPhone 12 Pro MaxとHUAWEI P30 Proの2台持ちで、音楽はiPhone 12 Pro Max、ナビはHUAWEI P30 Proとわけて使うことが多いので、結果オーライでした。しかもLEXUS専用の方は見た目もかなりかっこいいですしね。昔ナイトライダーのK.I.T.T.に憧れていた自分としては、なんとなく車のダッシュボードはできるだけデジタルでギラギラしていて欲しいのですよ(といいつつスピードメーターはアナログモードにしてますが、笑)。

というわけでポジティブシンキングで、Taobaoでいい買い物できたなあ、と思っています。そして以前使っていたこいつはお払い箱となりました。風防ガラスに取り付けるタイプだったのですが、これがなって視界もすっきりして安全性も増してよくなったと思います。また、夏の猛暑の時期などは吸盤が外れることもありました。更にこれは上述の通りコンデンサーもついていないので給電状態の時に取り外さなければなりませんでした。更に開閉が妙に音がうるさくて遅い。実は結構不満があったのです。それを今回全て一気に解決できた感じです。他にも固定具(マウント)やLEDロゴを変えてポルシェ専用、アウディ専用、BMW専用なども出てますので、車をお持ちの方は車メーカー専用のものを購入してはいかがでしょうか。

ところで正直Magsafeにはくっつく以外には特にメリットを感じられませんでしたが、Taobao内の口コミコメントでメリットを発見しました。それはLightningコネクタの摩耗や損傷を防げる、というものです。確かに。。ただ、常にMagSafeを使うのであればそれは特に気にしなくてもいいんじゃないかとも思いました。笑

今日はこれから更にTaobaoで買ったMagSafeデュアル充電パッド(のパチモン)が到着する予定です。そちらも受け取って使用したらレポートしてみます。30Wの充電器を買うのを忘れてましたが、普段使っていないMacBook Pro 13インチモデル標準の61W充電器を使用してみようと思います(贅沢)。

記事は以上です。

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