iPhone 12のカメラの1つには7枚レンズ構造が採用か

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Apple Insiderが、TF International Securities(天風国際証券)の著名なApple関連アナリスト、Ming-Chi Kuo(郭明錤)氏の投資家向けレポートを紹介しています。その中で、今年秋にリリース予定の次世代iPhone「iPhone 12」シリーズの背面カメラのうち、一つのカメラに7枚レンズ構造を採用することが伝えられています。

iPhone11_Pro_camera
これはiPhone 11のカメラ。このボトムズのカメラみたいなのは、変わるんでしょうか。。

Kuo氏によれば、5.4インチ有機ELディスプレイ(以下OLED)モデルと6.1インチ OLEDモデル、および背面デュアルカメラモジュール付きモデル、および背面トリプルカメラとToF(Time of Flight)モジュール付き6.1インチOLEDモデルは、望遠カメラに1 / 2.6インチの7枚レンズを採用するということです。リアトリプルカメラとTime of Flight機能を備えた6.7インチOLEDは、ワイドカメラに1 / 1.9インチ7P枚レンズを採用し、センサーシフト式の手ぶれ補正をサポートすると言われています。

また、来年2021年の「iPhone 13」では、7枚レンズの望遠カメラが搭載され、更にセンサーシフト式手ぶれ補正機能を搭載したモデルが2か3つに増えると予測されています。また更に先の2022年の「iPhone 14」では、Genuis製のペリスコープカメラが搭載されるということです。

なお、Kuo氏によると、7枚レンズ構造のカメラはこれまでのiPhone 11に搭載されている6枚レンズカメラの製造元であるLargan Precisionに加え、Geniusもサプライヤーリストに入れるかもしれないことが示唆されています。Geniusは既に歩留まりをかなり改善してきており、Appleも複数社購買で価格交渉を有利にし供給を安定させるという一石二鳥のやり方をとろうとしているようです。

ただ、上記のカメラは凄そうに見えますが、実は1年前に発売され私も持っている去年春に発売されたHUAWEI P30 Proの方が凄いです。既に超高解像度4000万画素メインカメラ、超広角2000万画素カメラ、光学5倍望遠カメラ(世界初のスマホに搭載されたペリスコープカメラ)、そしてToF対応カメラが搭載されたクアッドレンズを搭載していて、カメラだけでいえばiPhoneの性能を3年以上先取りしたとも言えそうです。

個人的には、手持ちの最新のiPhone XS Maxに比べてカメラだけはあまりにHUAWEI P30 Proが優れすぎていて、暫くはカメラはHUAWEI P30 Proを愛用することになりそうです。ただ、iPhone 12は5G対応ということもあるので買おうと思っています。

記事は以上です。

(記事情報元:Apple Insider

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